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取材日:2016/02/03
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石澤賢太さん
―新潟県職員をしています
- 略歴
- 2001年 電子制御工学科卒業
- 2003年 新潟大学工学部電気電子工学科卒業
- 2005年 新潟大学大学院修士課程修了
- 民間企業で電子機器の設計・開発に従事
- 2014年 新潟県入庁
- 現在,新潟県工業技術総合研究所・主任研究員
- 2003年 新潟大学工学部電気電子工学科卒業
- 入学のきっかけ
- 中学生の頃、理科や技術家庭の授業がきっかけで電気について興味を持ちました。
当時から「将来は電気関係の仕事がしたい」と何となく考えていましたが、周囲から「興味の対象が定まっているならば、早くから専門の勉強ができる高専はどうか」との勧めもあり、進学先として意識するようになりました。
- また、コンピュータについても多く勉強できそうだと魅力を感じ、電子制御工学科を志望しました。
- 高専時代の思い出
- 寮生活と5年生の一年間が思い出深いです。
- 寮は慣れるまで少し大変でしたが、卒業する頃には実家よりも寮で過ごす方が断然楽しくなりました。
- 5年生は進路を決めて卒研をやってと大変でしたが、そういう時期ほど後々まで思い出に残るものだなと感じています。また、卒研指導教官であったI先生の名言「Think, Think, Think again!」「Cool Head + Warm Heart」など今も覚えています。
- 寮は慣れるまで少し大変でしたが、卒業する頃には実家よりも寮で過ごす方が断然楽しくなりました。
- 現在の仕事
- 学窓を出てからの約10年間、メーカで電子機器の設計・開発に携わりました。
その後に、経験者採用で新潟県職員となりました。職種は工業技術(電気)です。
こうした公設試験研究機関は各都道府県にあり、製造業を中心とした地元の企業様を技術の面から支援して、県内産業の発展を後押しすることが使命です。
技術相談や問合せをはじめ、機器の開放や依頼試験など業務は多岐にわたります。
- 日々様々な工業製品に接するので、製品の基本原理も都度把握する必要があります が、そんな時は高専で学んだことが役立っています。
- 後輩へのメッセージ
- 電子制御工学科では色々な技術分野を"味見"できると思います。
電気電子、機械・計測、情報…
- 私はこれがとても良かったと感じます。 色々学べたからこそ、何に興味を持てそうかが明確になりました。 1つでも良いのでぜひ「好きな技術分野・好きな教科」を見つけてください。
- 社会に出てからも勉強することは山ほどありますが、好きな分野ならより積極的に取り組めると思います。
- 私はこれがとても良かったと感じます。 色々学べたからこそ、何に興味を持てそうかが明確になりました。 1つでも良いのでぜひ「好きな技術分野・好きな教科」を見つけてください。