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取材日:2006/12/03
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石塚健治さん
―研究と就職活動にいそしむ毎日です
- 略歴
- 2004年,電子制御工学科卒業,長岡高専専攻科(電子機械システム工学専攻)へ進学
- 2006年,専攻科修了,信州大学大学院・電気電子工学専攻へ進学
- 入学のきっかけ
- 父がシステムエンジニアの仕事をしていたせいか,もともと理科が好きだったんです。でも,なかなかピンとくる学校がなくて,そこに母が「高専なんてどう?」って進めてくれたのがきっかけでした。
- 高専時代の思い出
- 一番思い出深いのは,5年生の時の演劇大会ですね。高専の学園祭では毎年各学科対抗の演劇大会が催されるんです。その演劇は5年生がリーダーとなって作り上げていくんですよ。大体本番1ヶ月前ぐらいから本格的に役者の練習や大道具,背景の作成といった活動が始まり,本番まで毎日夜遅くまでやっていたのを覚えています。僕は音響照明の頭をやっていて“どんな照明でどんな音楽を流すのか?”ってことを後輩や同級生と一緒に考えてましたね。そのときにコミュニケーションの大切さを学びました。みんな一生懸命に頑張ってきたのに優勝できなくて,みんなで悔し涙を流したのは忘れられません。本当にいい思い出です。
- 大学生活(サークル,研究室)
- 高専でスピーカの制御に関する研究をしていたので,大学でも引き続き同じテーマの研究をしています。研究室仲間からいろいろ質問されることもあり,高専で積み重ねた知識が本当に役立っています。
- 後輩へのメッセージ
- 高専で得るものは非常に多く,大切なことばかりです。何事にも自主的に行動してみてください。