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取材日:2013/04/26
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大橋立明さん
―中学校の教師をやっています
- 略歴
- 1999年 電子制御工学科卒業、金沢大学理学部数学科へ編入
- 2001年 金沢大学卒業、金沢大学大学院自然科学研究科数物科学専攻へ進学
- 2003年 博士前期課程修了、新潟県公立中学校教員(数学)採用
- 2009年 長岡市立栖吉中学校勤務、現在在職中
- 2001年 金沢大学卒業、金沢大学大学院自然科学研究科数物科学専攻へ進学
- 入学のきっかけ
- 中学3年の時に放映されていたロボットアニメを見て、スペースコロニーを自らつくりたいと考えたからです。
- 高専時代の思い出(1):ラグビー部
- 毎日グラウンドで汗を流した仲間は大切な存在です。 今でも1年に1回は会っています。 また、畑先生や吉野先生、大薗さん、長岡クラブなど多くの方たちとの出会いがあったからこそ、今の自分があります。
- 高専時代の思い出(2):学園祭の演劇大会
- 私が3年生、当時5年生の富山さんや若月さんたちの時に本格的に参加しました。 そのときに、「みんなで何かをつくるって素晴らしい」と感じ、中学校の教師になろうと考えました。 自分が5年生になって監督をし、脚本を佐藤君が担当し、クラスの仲間だけでなく、保科君たちや出口君たちなど多くの後輩たちも協力してくれました。 この団結で制御科初の総合優勝を成し遂げることができました。 今でも中学校で生徒たちとビデオドラマを制作しています。 これは演劇大会での感動がもとになっていることはいうまでもありません。
- 高専時代の思い出(3):クラス
- 5年間一緒だった仲間も、途中まで一緒だった仲間もいろんなことを一緒に体験した大切な仲間です。 修学旅行や卒業旅行も思い出深く、卒業して10年以上経過した今でも昨日のことのように覚えています。 体育の緒方先生や英語の米岡先生、倫社の島岡先生など情熱的で個性的な先生の授業を一緒に受けたことも大切な宝物の一つです。
- 大学時代や現在の仕事
- 大学時代は数学科で純粋数学を勉強しながら教職の単位を取得しました。
工業数学と純粋数学とのギャップ、教職の単位を取得することの困難さの2つにかなり苦戦しました。
- 今は中学校の教師になって11年目になりました。 教え子が高専に進学したり、高専の先生のお子様の担任をさせていただいたり、何かと高専には縁があると感じています。
- 後輩へのメッセージ
- 英語の米岡先生が授業中に「人生はバランスだ。勉強(仕事)と恋愛(家族)と友情、この3つのバランスが大事だ。何か一つに偏ってはいけない」と教えてくれました。
私もその通りだと実感しています。
何かから逃げることなく、何事も全力で取り組んでください。
- また、高専からは工学部ばかりでなく理学部への編入も可能です。 理学部に編入すれば中学や高校の数学か理科の教員免許を取得することもできます。 教員免許の単位をとることは編入生には厳しいです。 教員免許をとるには、情熱と覚悟、そして要領の良さも必要になるでしょう。
- それにしてもうらやましい。できればもう1回高専時代を送ってみたいものです。
- また、高専からは工学部ばかりでなく理学部への編入も可能です。 理学部に編入すれば中学や高校の数学か理科の教員免許を取得することもできます。 教員免許の単位をとることは編入生には厳しいです。 教員免許をとるには、情熱と覚悟、そして要領の良さも必要になるでしょう。