稲田浩明さん
―高専，電制っていいとこですよー

略歴

2006年，電子制御工学科卒業，新潟大学工学部福祉人間工学科へ編入学

入学のきっかけ

私の場合は，従兄弟が高専に通っており，話を聞くうちに高専に興味を持ちました。学科選択の際には，中学時代の担任の先生の薦めもあり，幅広く学べる電子制御工学科を選択しました。

高専時代の思い出

高専時代，一番の思い出は部活です。バレーボール部に所属し，ほぼ毎日練習していました。高専は15～20歳まで幅広い学生が学んでいますから，入部当初は，大人と子供が一緒にバレーボールをしているようだったと思います。しかしこれが非常にいい経験で，下級生の頃は目の前の素晴らしい手本を見習い，上級生ではチームをまとめるために努力しました。クラス単位の活動の多い高専において，学科・学年を超えて出会った仲間は，私の貴重な財産です。

大学生活（サークル，研究室）

今は卒業研究の真っ最中です。忙しい毎日ですが，非常に充実した大学生活です。高専時代に卒業研究に取り組み，研究をまとめていく流れが一通りわかっている分，今は優位に進められていると思います。

現在，高専卒業後大学へ編入学する人が増えていますが，電子制御工学科で幅広く学び，その中から興味のあることを見つけて大学で深く学ぶこともありだと思います。

後輩へのメッセージ

高専内では，他クラス，他学年との交流が少ないように思います。ぜひ学科，学年を超えた交流の機会を持ちましょう。それが部活でも，学生会活動でもいいでしょう。きっと新しい発見があり，それが充実した高専生活につながります。

他に耳が痛い話だと思いますが，英語の勉強はやはり大切です。あの頃，もっと英語を勉強しておけばよかったと思うことが幾度とあります。やっといて損することはありません。今からはじめましょう。

最後に，『5年間は長いようで短い！今を大切に!!』