奨学金制度
SCHOLARSHIP SYSTEM
奨学金制度
奨学金は、日本学生支援機構(旧日本育英会)、地方公共団体、その他団体、民間育英団体の奨学金などがあります。
制度についての詳しいことは、学生課学生係に相談してください。
1.日本学生支援機構貸与奨学金
在学採用(定期採用)
第1種奨学金と第2種奨学金の2種類があります。
概略は、下記のとおりです。
第1種 | 第2種 | ||
出願資格 | 学業人物とも優秀な資質を有するが、経済的理由によって著しく修学困難な者 | ||
対象学年 | 全学年 | 4学年以上(専攻科含む) | |
利 子 | なし | あり(ただし、貸与中は無利子) | |
推 薦 の 基 準 |
学 力 |
【1学年】中学校等最終学年の成績の平均が3.5以上 【2学年以上】前年度の成績が学科の平均水準以上 ※家計支持者の住民税所得割額が 0円の場合、別の基準が適用される |
1)前年度の成績が学科の平均水準以上と認められる者 2)特定の分野において、特に優れた資質能力を有すると認められる者 3)学修に意欲があり学業を確実に修了できる見込みが有ると認められる者 |
家 計 |
本人の属する世帯の年間総所得より規程で定められた特別控除を差し引いた金額が機構の定める収入基準額以下であること | ||
申込み等一連の流れ | 4月中旬 希望者に申請資料配布 5月中旬 申込書類提出 6月中旬 推薦選考会(校内)、機構へ推薦 7月中旬 奨学生採用者決定 〃 貸与開始(4、5、6月分も遡及して貸与される) |
||
貸与始期 | 採用となった年度の4月から | 申込み時に選択した希望月 | |
貸与期間 | 採用決定から卒業予定年月まで(同一学年を重複して貸与できない)原級した場合は、その年度の支給は停止される | ||
貸与月額 | 10,000円 ~ 51,000円 | 20,000円 ~ 120,000円 | |
貸与方法 | 奨学金は、届出のあった学生本人名義の預金口座に原則毎月振り込みされる。 | ||
その他 | 採用決定後に定められた期限までに、「返還誓約書」の提出が必要。貸与終了後にリレー口座の手続きをおこない、口座振替により返還を開始する。 |
◆日本学生支援機構のホームページ「所得連動返還型無利子奨学金制度」
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/index.html
所得連動返還型無利子奨学金制度(第1種奨学金のみ)
家計の厳しい学生等(給与所得世帯の年収300万円以下相当)が、将来の奨学金の返済の負担を懸念して修学を断念することのないよう、奨学金の貸与を受けた本人が、卒業後に一定の収入(年収300万円)を得るまでの間は返還期限を猶予するものです。
◆日本学生支援機構のホームページ「所得連動返還型無利子奨学金制度」
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/type/1shu/shotokurendo.html
緊急・応急採用
主たる家計維持者の失職・破産・事故・病気・死亡若しくは火災・風水害等により家計が急変し、緊急に奨学金が必要となったと認められ、家計急変の事由が発生してから12月以内である者が対象となります。
年間を通じて、随時申込みを受け付けます。
災害救助法適用地域の方で奨学金を希望される方は、該当者全員の推薦を受け付けます。
災害救助法適用地一覧は、下記のとおりですのでご確認ください。
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/rinji/chiiki/kako.html
2.【高等教育の修学支援新制度】日本学生支援機構給付奨学金
第4・5学年及び専攻科生で学修意欲のある住民税非課税世帯またはそれに準ずる世帯の学生に対し、修学を後押しすることを目的とし、返還の必要のない給付型奨学金を支給するものです。
また、採用されることで支援区分に応じて授業料等が減免されます。
国立高等専門学校の給付月額は下記のとおりです。
支援区分 | 自宅通学月額 | 自宅外通学月額 |
---|---|---|
第Ⅰ区分 | 17,500 円(25,800 円) | 34,200 円 |
第Ⅱ区分 | 11,700 円(17,200 円) | 22,800 円 |
第Ⅲ区分 | 5,900 円(11,100 円) | 11,400 円 |
進学資金シミュレーター(日本学生支援機構)により支援対象となるかどうかの大まかな確認ができます。
日本学生支援機構のホームページ「奨学金の制度(給付型)」
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/index.html
予約採用
支援対象となる第4学年進級前(第3学年)にあらかじめ奨学金の給付を約束し、進級後にスムーズに支援を受けることができる制度です。
- 募集時期:5~6月頃
- 結果通知:11~12月頃
- 支援開始時期:第4学年4月~
在学採用
第4・5学年及び専攻科生を対象に行う定期採用です。一次採用(春頃実施)と二次採用(秋頃実施)の年間計2回募集を行います。
- 募集時期:①一次採用:4月~5月頃、②二次採用:9~10月頃
- 結果通知:①一次採用:7月頃、②二次採用:12月頃
- 支援開始時期:①一次採用:申請年度の4月~、②二次採用:申請年度の10月~
家計急変採用
予期できない事由により家計が急変し、急変後の収入状況が住民税情報に反映される前に緊急に支援の必要がある場合には、急変後の所得の見込みにより要件を満たすことが確認されれば給付奨学金及び授業料等減免の支援対象となります。受付は随時行っていますが、家計急変事由発生日から3ヶ月以内に申込みが必要です。
◆日本学生支援機構のホームページ「給付奨学金(家計急変採用)」
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/kakei_kyuhen/index.html
申請を希望する場合は学生課学生係にご相談ください。
3.奨学のための給付金
全ての意思ある高校生等(1~3年生)が安心して教育を受けられるよう、授業料以外の教育費負担を軽減するため、高校生等がいる低所得世帯を対象に支援を行う制度です。
保護者等が新潟県内に在住している場合は、本校を通して、申請手続きを行いますので、募集時期にメールマガジン等でご案内します。
◆新潟県のホームページ「奨学のための給付金(国公立高等学校等)」
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kyoikuzaimu/syugakushienn2020.html
なお、保護者等が新潟県外にお住いの場合は、各都道府県にて個別で申請をする必要があります。具体の要件、給付額、手続等については、下記リンクにてご確認の上、お住まいの都道府県にお問合せください。
◆文部科学省のホームページ「高校生等奨学給付金のお問合せ先一覧」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/detail/1353842.htm
4.その他の奨学金
地方公共団体、その他民間団体奨学金の出願手続きは、募集対象者の出身地・学年が限定されていたり、又、本人が直接行う団体と学校を経て行う団体などがあり多様です。
◆◆◆ 主な奨学金 ◆◆◆
- ユニオンツール奨学会:全学年対象。心身健全・学力優秀で経済的理由により修学困難な者。月額5万円で返還不要。交付は採用年度末までとする。
- 敦井奨学会:全学年対象。心身健全・学力優秀で、経済的理由により修学困難な者(無利子貸与)。交付は最短修業年限とする。
- 日本教育公務員弘済会:第2学年を対象とし、向学心に富み、かつ学業に耐え得る、学費支弁困難と認められる者。奨学生に対し10万円を一括給付(返還不要)。
- サトウ食品奨学財団:第5学年を対象とし、学業、人物とも優秀であり勉学に意欲がある者であること。経済的には裕福とは言い難い者。月額2万円で返還不要。交付は採用年度末までとする。
※ その他市町村等の奨学金があります。
■学生課学生係 TEL:0258-34-9332 FAX:0258-34-9339