ミライエデジタルクラブ特別講座(全5回)を実施しました

2025/10/31

本校技術職員が小・中学生向けにプログラミング・生成AI・3Dプリンター等を利用した1日完結の特別講座「ミライエデジタルクラブ特別講座」を米百俵プレイスミライエ長岡にて全5回実施いたしました。

■第一回「コンピュータで造形入門」(9月7日(日)実施)
受講者の皆さんに3Dモデリングの基礎的な操作方法を指導しながら、Metasequoia 4のヘルプやチュートリアルを活用する方法も紹介し、自分自身で作品を作れるようになるコツを伝授しました。


■第二回「AIであなたもバンクシー!?」(9月14日(日)実施)
AIの力でバンクシー風に加工!データを紙面の限界である20cmに収まるよう加工してレーザー加工機で紙面上のデザインに変換するプロセスを学んでもらいました。AIにまかせきりにせず、自分で工夫しながら取り組むことの大切さを学んでもらう、非常に良い機会になりました。


■第三回「はじめましてPython3」(9月21日(日)実施)
教本やサンプルコードを使いながら、本番さながらの実践的な体験をしてもらいました。コードの意図や動きを一つひとつ丁寧に解説し、Pythonの基礎をしっかりと学んでいただきました。


■第四回「スマホスタンドを作ろう」(10月11日(土)実施)
倒れやすいスタンドや壊れやすいスタンドなど、いくつかの試作品を準備し、製品ごとに必要となる設計要件の洗い出しについて解説しました。さらに、参加者の皆さんそれぞれが考えたアイデアを基に、理想のスマホスタンドの形を一緒に議論し、3Dプリンタを用いて実際に出力・製作を行いました。


■第五回「積み木・粘土感覚で3Dプリント」(10月19日(日)実施)
受講者の皆さんには、X軸・Y軸・Z軸の三方向を操作しながら、お手本となる形状を一緒に作り上げていただきました。その後、実際に目の前でモデルを3Dプリンタから出力し、造形のプロセスを確認してもらいました。出力の待ち時間には、自由に操作を体験してもらい、それぞれが思い思いの形を試作する時間としました。


5回にわたる特別講座を通して、子どもたちが自分のアイデアを形にし、試行錯誤を楽しみながら学ぶ姿が印象的でした。
これからも本校では、引き続き「ものづくりの面白さ」と「学ぶ喜び」を伝えていきたいと思います。

【本件に関する問い合わせ先】
 長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
   E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
   TEL   0258-34-9317


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