2025年度学生海外派遣研修(マレーシア)を実施しました

2025/10/17

8月30日(土)から9月9日(火)までの11日間の日程で、海外派遣研修としてマレーシア・韓国を訪問しました。本校からは15名の学生と引率教員2名が参加し、ADTECマラッカ校の学生との交流プログラムとマラッカ郊外の文化研修をしてきました。

ADTECマラッカ校との交流では、最初にお互いの名前を覚え合うアイスブレークを行いました。また、マレーシアの伝統的なゲームをプレイしました。英語でルールの説明をしてもらったり、実際にゲームをプレイすることでお互いの仲が深まりました。初日のアイスブレークでかなり打ち解け合い、4日間そのグループでコンピュータ科、機械科、自動車科の3学科を一緒にまわり各課題をチャレンジしていきました。コンピュータ科ではマイコンで動く「相撲ロボット」を作り、相撲対戦を行いました。機械科ではアイスブレークで遊んだ「チョンカ」をCADで作成し3Dプリンターで作り上げる体験を、自動車科では実際の自動車の整備を行いました。ADTECマラッカ校はマレーシア最大の自動車会社PROTONと協働しており、各科での体験も実践的なものが多く参加した日本人の学生だけでなく、マレーシアの学生も一緒に課題解決に向けて頑張りました。日本とマレーシアの文化を紹介するカルチャーナイトでは、マレーシアの伝統的な衣装とダンスや歌、演武を披露していただき、日本からも空手の演武を披露しました。その後、各国の歌とダンスを披露しあい、学生同士大変盛り上がり親交が深まりました。実習期間中にマレーシアの国民的休日が入っており、その日はみんなでマレーシアの伝統的な暮らしなどを体験する文化探訪を行いました。ヤシの木の葉でつくる伝統的なお弁当入れを作る体験や、バテックと呼ばれるろうけつ染めの体験をマレーシアの学生と共に行いました。このような体験は、マレーシアの学生も初めてだったようでお互いに教え合ったり試行錯誤したりと、大変良い経験となりました。最終日には、政府の高官が来校し、この研修がますます盛り上がるようエールをいただくとともに、参加学生への修了証書の授与式が行われました。修了証書を受け取った学生達を大変誇らしく感じました。

交流プログラム後には、韓国を経由し新潟空港へ帰国しました。飛行機の都合で韓国にて一泊し、韓国の王宮や明洞を訪問する韓国市内探訪を行いました。マレーシアだけでなく韓国も体験できたことを参加学生は大変喜んでいました。

ADTECマラッカ校と長岡高専との今後のより良い関係継続を願って記念品の交換が行われました。帰国後、校長先生にADTECマラッカからの記念品をお渡ししました。

11月の学園祭の中で、研修の詳細を報告しますので、研修内容が気になる人はぜひ聞きに来てください。
また、電気電子システム工学科のHPにてマレーシアの学生研修の様子が紹介されていますので、こちらも参考にしてください。
https://denden.nagaoka-ct.ac.jp/node/857

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