2026年度学生海外派遣研修(タイ・泰日工業大学)を実施しました

2026/10/15

 2026年8月30日(日)~9月8日(火)の10日間、学生11名(3年生)と引率教員2名の計13名で、学生海外派遣研修(タイ・泰日工業大学)を実施しました。学術協定校である泰日工業大学(Thai-Nichi Institute of Technology:TNI)を訪問し、現地の学生とのさまざまな交流活動を行いました。また、Sodick(Thailand)とSEIKO PRECISION(Thailand)の日系企業2社を訪問し、海外におけるものづくりの現場を見学しました。その他にも、バンコクやアユタヤーでの文化・自然探訪を通して、日本とタイの歴史や文化の違いについて理解を深めました。

 TNIでの1日目には、キャンパスツアーやアイスブレイク活動、歓迎会などを通して、TNIについて知るとともに、日本とタイの学生同士で交流を深めました。

 2日目からは、「快適でスマートな暮らしを実現するための概念設計」をテーマとしたワークショップを行いました。ワークショップでは、はじめにCAD(Computer-Aided Design:コンピュータ支援設計)に関する演習を行いました。その後、日本とタイの学生による混成チームを作り、どのようなプログラムを構築するかについて、各チームでアイデアを出し合いました。3日目にはCADを用いたプロトタイピングを行い、4日目に行うプレゼンテーション資料を作成しました。ワークショップ最終日の4日目には、プレゼンテーションの準備を行った後、プレゼンテーションコンテストが実施されました。

 ワークショップの合間には、タイの伝統的な美術や芸能について学ぶ機会もありました。これらの活動を通して、学生たちは慣れない英語でのコミュニケーションに戸惑いながらも、楽しみながら交流を深めていました。

 企業訪問では、海外展開している日系企業であるSodick(Thailand)とSEIKO PRECISION(Thailand)を訪問し、海外でのものづくりの魅力や、現地社員と協力して課題を解決するために工夫されている点について説明していただきました。文化・自然探訪では、ユネスコの世界文化遺産に登録されているアユタヤー遺跡や、バンコク市内の王宮、ワット・パクナーム(寺院)などを見学し、タイの歴史や文化的背景についても学びました。

 この海外派遣研修に参加した学生たちは、タイで暮らす人々との交流を通して、語学力や専門知識を活かしたコミュニケーションと、異文化理解の重要性について学びました。11月1日に予定されている長岡高専での報告会では、今回の研修内容について、学生がスライドを用いて詳しく報告する予定です。

 最後に、本研修にご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。参加した学生たちが、今回の研修で得た経験や知見を活かし、科学技術や社会・環境問題などについて、広い視野を持って考える力をさらに養っていくことを期待しています。