長岡高専から世界へ――本校卒業生・横山和輝さんが
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026」に選出

2026/09/02

本校卒業生で、株式会社プロッセルホールディングス代表取締役CEOの横山和輝さんが、「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026」に選出されました。

「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」は、世界を変える30歳未満の次世代リーダーに光を当てるアワードです。横山さんは、製造業の再成長と地域のものづくりを支える新たなビジネスモデルへの挑戦などが評価され、BUSINESS & SOCIAL & LOCAL」部門に選出されました。

令和8年8月27日(木)には、横山さんが本校を訪問し、校長への表敬訪問を行いました。

「世界を変える30歳未満の30人」に選出

「Forbes 30 UNDER 30」は、米Forbesが2011年から世界各地域で展開している、30歳未満の次世代を担う人材に光を当てるアワードです。
日本版では「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」として、さまざまな分野から未来を切り拓く30歳未満の人材が選出されています。
2026年の「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出された横山さんは、株式会社プロッセルホールディングスの代表取締役CEOとして、高専人材のキャリア支援や教育事業に加え、製造業の事業承継、AIを活用したものづくりなど、幅広い分野で事業を展開しています。

■Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026 特設サイト
https://forbesjapan.com/feat/30under30/2026/

長岡高専での学びを原点に、起業家として挑戦

横山さんに、高専での学びが現在の仕事にどのようにつながっているのかを伺いました。

「高専での学びは、今の自分の土台になっていると思います」と横山さん。

現在の事業では、研究と同じように、仮説を立て、実行し、結果を振り返り、次の改善につなげていくことが欠かせません。高専での研究や実験、レポート作成などを通して身につけた、物事を進め、検証し、改善していく力が、現在のビジネスにも生きているといいます。

また、横山さんの会社では社員のほとんどが高専出身者。高専で培われたこうした考え方や進め方が、特別なものではなく、社員一人ひとりに自然と身についていることが、会社の強みの一つになっているそうです。

さらに、高専では専門分野だけにとどまらず、幅広い分野を学ぶことも、現在の仕事につながっています。

「例えば、ハードウェアを担当する人がAIに触れたり、AIを開発する人がハードウェアについて学んだりしています。高専では幅広い分野を学ぶので、専門外のことを学ぶことに対するハードルが低いのかもしれません」

専門分野の枠にとらわれず、学んだ知識を別の分野にも生かしていく。その柔軟な姿勢が、異なる技術を組み合わせ、新たな価値を生み出す現在の事業にもつながっています。

高専で身につけたのは、知識や技術そのものだけではありません。「学んだことを、次にどう使うか」を考え、試し、改善していく力。横山さんにとって、それこそが現在の挑戦を支える大きな土台となっています。

母校を訪れ、校長と懇談

8月27日、横山さんは母校である長岡高専を訪問し、校長への表敬訪問を行いました。

懇談では、「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026」への選出について報告するとともに、現在の事業や今後の展望について紹介しました。また、長岡高専で過ごした学生時代の思い出や、現在の活動につながる経験などについても話が及び、母校である長岡高専への思いを語っていました。


鈴木校長のコメント

横山さんの活躍は、母校として本当にうれしく、私にとっても自慢の卒業生です。高専では、自分で考え、自分で決めて行動することを大切にしています。今いる学生たちにも、失敗を恐れず、自分の可能性を信じて、どんどんチャレンジしてほしいと思います。


Forbes「30 UNDER 30」シリーズに選出された本校卒業生

今回の横山さんの選出により、本校卒業生からForbesの「30 UNDER 30」シリーズに選出された卒業生は3名となりました。

これまでにも、アジア太平洋地域を対象とする「Forbes 30 UNDER 30 Asia」に、本校卒業生が選出されています。

2016 渋谷 修太 さん
Forbes 30 UNDER 30 Asia
フラー株式会社 創業者

2024 樋口 翔太 さん
Forbes 30 UNDER 30 Asia
株式会社Closer 代表取締役

2026 横山 和輝 さん
Forbes JAPAN 30 UNDER 30
株式会社プロッセルホールディングス 代表取締役CEO


技術を学び、挑戦する。その先へ

「Forbes 30 UNDER 30」シリーズに選出された本校卒業生は、それぞれ異なる分野で挑戦を続けています。
IT、ロボティクス、製造業、AIなど、3名が歩む道はそれぞれ異なります。一方で、専門的な知識や技術を身につけ、それを社会の課題解決につなげていく姿勢には共通するものがあります。
長岡高専で学んだ卒業生が、それぞれの分野で新しい価値を生み出し、社会を変える挑戦を続けています。

横山さんからのメッセージ

高専での学びは、今の自分の土台になっています。大切なのは、ただ勉強するのではなく、「自分は何をやりたいのか」「学んだことをどう使うのか」を自分で考えること。やりたいと思ったことには、ぜひ失敗を恐れず挑戦してほしいと思います。


横山さんは、「高専を出て、地元で会社を経営する」という選択肢が後輩たちにとって当たり前のものとなるよう、これからも挑戦を続けていきたいという思いを語っています。

長岡高専から、未来を切り拓く人材へ

今回の横山さんの「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026」への選出は、卒業生の活躍を示すだけでなく、本校で培われる専門性や実践力、そして自ら考え行動する力が、社会のさまざまな分野で生かされていることを示すものでもあります。

渋谷さん、樋口さん、そして横山さん。

3名の卒業生は、それぞれの時代、それぞれの分野で新しい道を切り拓いてきました。

長岡高専はこれからも、専門的な知識・技術を身につけるだけでなく、社会の課題に向き合い、新たな価値を生み出し、未来を切り拓いていく人材を育成してまいります。

横山さん、このたびの「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2026」への選出、誠におめでとうございます。

今後ますますのご活躍を、長岡高専一同、心より応援しています。


【本件に関する問い合わせ先】
 長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
   E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
   TEL   0258-34-9317