第47回関東信越地区文化発表会に参加しました!
2025/09/29
長岡高専文化クラブは9月13日、14日に開催された第47回関東信越地区文化発表会(通称、文発)に参加してきました。参加クラブは吹奏楽部、美術部、写真部、英語部,電算機部、文芸部、軽音楽部、化学部、書道部です。主幹校は,木更津工業高等専門学校、会場は市原市市民会館(千葉県)での開催となりました。劇場を使用した充実した環境での発表となったため、貴重な経験になったことと思います。
ホールでは演劇・ダンス・吹奏楽・軽音楽などが開催され、会議室やロビーでは様々な展示がありました。一般の方も参加されており、大変盛況な会となりました。文発は日々の活動の成果を披露する場でもあり、また他高専との文化交流を目的として開催されています。参加学生は他高専の活動から様々なことを吸収していました。
後援会や運営役員の皆様、移動のための旅行会社やバス運転手さんなど、多くの方々からの支援していただき、この場をお借りして参加学生および顧問教員より感謝申し上げます。

以下は参加クラブからの報告です。少しでも雰囲気を感じて頂けましたら幸いです。
化学部
化学部からは11名が参加しました。スノードーム作り・スライム作りの体験ブースの運営を行いました。「スノードーム作り」では、アルギン酸ナトリウム溶液を塩化カルシウム溶液に垂らすことで生成する「人工イクラ」と、プラ板を使ったスノードームを、「光るスライム作り」では洗濯のりやホウ砂溶液を使ってできるスライムを作って頂きました。多くの人に来場してもらい、個性が光ったスノードームやスライムをお持ち帰り頂くことができました。
他高専の方々との交流も盛んに楽しく行うことができました。来年の文化発表会も楽しみです。

吹奏楽部
長岡高専の吹奏楽部からは17名の部員が参加しました。今回の発表会では、関東甲信越地区7高専の吹奏楽部部員が2グループに分かれて合同演奏会を行いました。長岡高専は、小山・産技(品川キャンパス)・東京の4高専による総勢90名で合同演奏を実施し、迫力ある音色を大ホールに響かせました。観客と奏者が手拍子をしながら一体となる楽曲もあり、会場全体で大きな盛り上がりを見せました。演題曲4曲すべてが終わった後もアンコールの拍手が鳴り響き、最後にもう一曲を披露して演奏会は幕を閉じました。開催期間全体を通して、主幹校 木更津高専の運営に携わる皆さんをはじめ、人との交流や温かさもたくさん感じることができた発表会でした。


美術部
美術部からは5名の部員が参加し、合計12作品(参加できなかった部員の作品を含む)の展示を行いました。12作品の内訳は、点描画5点、水彩画1点、デジタルイラスト1点、トレカデコ2点、ビーズ作品1点、立体1点、色紙1点です。
また、作品を観覧していただいた方に好みの作品やコメントなどを記入してもらえるように、アンケート用紙を2種類デザインし用意しました。ご記入いただいたコメント等は部員たちの励み・参考になりました。他高専との交流においてもよい刺激を受けました。今回参加して経験したことを、今後の作品制作や活動に活かしていければと思います。


写真部
写真部からは8名が参加しました。他高専との合同展示では、統一テーマ「好きな風景」のA4写真7点と2L写真2点を展示し、長岡高専のブースでは、部員が撮影した自由テーマのA4写真8点と2L写真5点の計13点を展示しました。また、展示を見てくださった方々から感想を記入して頂いたり、実際に撮影した部員が質問に回答したりして、視点が違う考え方を得ることが出来ました。他高専との写真を通しての交流によって、お互いのよさや活動について情報を交換することができ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。


電算機部
本年度の文化発表会には、電算機部から5名が参加しました。部誌の配布と部員が製作した作品の展示を行いました。展示では、来場者の皆さんが部員制作のゲームに熱中し、失敗しても何度も挑戦する姿が見られました。さらに「ぜひこのゲームを今後も遊びたい」といった嬉しい声も寄せられ、大きな励みとなりました。また、製作したシステムについて質問をいただき、技術的な交流もすることができました。
今回の発表会で得た学びを、今後の活動にも活かしていきたいと思います。


軽音楽部
軽音部は全員2年生の五人バンド「Quick and Dirty」で参加しました。クリープハイプの楽曲を三曲演奏し、原曲に近い形でかつ、自分たちの個性を出せるようにキーボードや、エフェクターなどを加えて演奏しました。普段長岡周辺の活動ばかりのため県外に出て活動するのは自分たちの活動意欲の刺激になりました。この活動を糧に自分たちの技術の向上に向けて活用していきたいと思いました。
書道部
書道部からは8名が参加しました。硬筆の作品2点、額装作品を2点、軸装作品を4点、計8点を展示することが出来ました。昨年同様、書道部の展示は木更津高専書道部と本校の2校のみで、それぞれ個性ある作品を展示し、来場者からの質問に答える場面もありました。書道部の活動を支えてくれた5年生の部員の多くは、今回が最後の文化発表会参加となります。後期の学園祭等の機会に向けて、また新たな活動に向けて歩んでほしいと思います。


文芸部
文芸部はこれまでに引き続いて、部員の書いた文芸作品をまとめた部誌「感個鳥」の頒布を行いました。三名という少ない参加者数ではありましたが、なんとか在庫のほとんどを届けることができました。今回は、近年まれに見る作品提供者数と、バラエティに富んだ内容の感個鳥となっており、お渡しした他高専の学生さんや一般の参加者さん達にも、楽しんでいただける一冊となっていると思います。関係各所にお礼申し上げるとともに、よりいっそう文芸部を盛り立てるべく努力したいと感じた会でした。

【本件に関する問い合わせ先】
長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
TEL 0258-34-9317