ケニアの貧困をキノコで解決! (KOSEN open innovation challenge)
2025/02/09
環境都市工学科2年生の小林陽南さん、小林晶真さん、吉田紗季さんの3名が、去るR7年1月21日から27日にかけてアフリカのケニアに渡航し、現地でキノコ作りに挑戦しました。
この活動はKOSEN open innovation challengeでのグランプリを獲得した3人に副賞として、実際にケニアに渡航し実証実験を行うチャンスをいただき実現したものです。
3人の提案は、ケニアの栄養失調問題や貧困問題などに対し、それらをキノコ栽培による経済活動、また食品として栄養価の高いキノコを食してもらうことで解決しようという試みになります。
現地の大学の助けを頂きながら、現地の廃棄物からキノコの菌床を作成し、滅菌操作をソーラークッカーで補うというアイディアをケニアで試してきました。
これら検討はキノコ栽培に着手する際の資金面の課題を克服し、また極めて栄養価の高い食材を一般庶民にも提供できることにつながると考えています。
現在も継続してキノコ栽培は続いており、ケニアともオンライン会議を通じて交流は続きます。
これら挑戦の結果は来年度8月に開催されるTICAD9 (アフリカ開発会議) での発表を予定しています。
謝辞
本プロジェクト遂行に際しまして、長岡技術科学大学、JICA、鹿児島高専、ジョモケニヤッタ農工大のご協力を賜りました。ここに感謝の意を示します。


【本件に関する問い合わせ先】
長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
TEL 0258-34-9317