平成22年度ものづくり海外学生派遣研修(ベトナム)を実施しました。
2010/10/07
平成22年度ものづくり海外学生派遣研修として、9月18日(土)から9月25日(土)までの日程で、ベトナム社会主義共和国に行ってきました。派遣学生は電気電子システム工学5年生1名、電子機械システム工学専攻科生4名の計5名でした。引率教員は電気電子システム工学科の山崎教員、中村教員、矢野教員の3名でした。
【 成田空港にて VN955便 】
研修日初日は、日本精機(株)ハノイ工場を訪問し、海外で仕事をするうえでの面白さや苦労話をお聞きしてきました。
その後、ハノイ国家大学・工科大学を訪問し、それぞれの学校紹介・自己紹介をしたのち、大学内を案内してもらいました。ものづくり研修は、参加学生を4班にわけて実施しました。1班あたり1名の日本人学生と3名のベトナム人学生となるように班分けをし、レゴブロックによるロボット製作ならびにマイコンによるLEDの制御を実施しました。日本人学生はベトナム語をしゃべれませんし、ベトナム人学生は日本語をしゃべれませんので、必然的に会話は英語でということになります。日本人学生は拙いながらも英語で意思の疎通を図っていました。おそらく日本人学生は言いたいことの半分も英語で言えなかったと思います。
【 日本人学生とベトナム人学生の混成チーム 】
【 ライントレーサによるタイムアタック 】
その他の教育機関として、ハノイコミュニティカレッジを訪問し、学内を見学させていただきました。
【 コミュニティカレッジでの授業風景 】
その後、ベトナムの古都であるフエに移動しました。フエは、ベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝の都が置かれていたことで知られています。郊外にある歴代の皇帝廟や寺院などを見学してきました。
【 街の中心を川が流れるのどかな風景 】
【 日本語が堪能なフエンさん、チーさんとの食事会 】
ベトナムからの帰国時、ちょっとしたアクシデントがありました。日本に接近した台風12号の影響で、ハノイ発成田行きのVN954便の出発が8時間遅れてしまいました。出国手続きを済ませて搭乗ゲートまで行っての遅延発表でしたので、24日(金)の深夜はハノイ空港内ロビーのベンチでのごろ寝でした。
【 ベンチでごろ寝する専攻科1年中澤君】