2024年度学生海外派遣研修(タイ・PCSHS)を実施しました
2024/10/01
2024年9月2日から9月9日までの8日間、本校の協定校の1つであるプリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール(PCSHS)ナコンシタマラート校での海外派遣研修を実施しました。参加者は本科1、2年生17名です。PCSHSは、科学技術に資する人材育成のため1993年チュラポーン王女によって設立された全寮制の中高一貫校です。ナコンシタマラート校は全国に12ある同校のうちのひとつで、緑ゆたかな南部ナコンシタマラート県にあります。
PCSHSでは、STEAM授業で輪ゴムボートの設計をして航行距離を競ったり、化学・生物・物理の授業に参加して観察や実験を行ったり、また1年生の必修という日本語の授業にお手本(?)役として参加したりしました。タイ人学生とのグループ活動の中で、戸惑いながらも、身振り手振りを交えて何とかアイデアを伝える当校生の様子がとても頼もしく見えました。授業や行事の合間にも一緒にスポーツをしたり、歌を歌ったり、共通の話題で盛り上がったりと、それぞれが濃密な時間を過ごしたようです。最終日には、大ホールを会場に異文化交流イベントに参加しました。PCSHSの学生による伝統的な踊りと演奏、KHON(コーン)と呼ばれる楽しい音楽劇を鑑賞しました。そのあと、準備してきた日本の文化、魅力についてのプレゼンを行い、大きな喝さいを受けました。
別れを惜しみつつPCSHSでの交流を終え、ナコンシタマラートからバンコクへ移動、文化探訪としてパタヤの水上マーケット、世界遺産のアユタヤ地区を訪れ、歴史ある仏教寺院や遺跡を見学し、タイの文化や歴史を学びました。
初めての海外という参加者も多かったのですが、異文化理解、コミュニケーションの大切さ、面白さを学ぶ貴重な経験となりました。