第46回関東信越地区文化発表会に参加しました!

2024/09/10

長岡高専文化クラブは8月31日、9月1日に開催された第46回関東信越地区文化発表会(通称、文発)に参加してきました。参加クラブは吹奏楽部、美術部、写真部、英語部、文芸部、軽音楽部、化学部、書道部です。会場はひたちなか市文化会館で開催となりました。
去年と違い、文化施設での発表だったため大きな舞台、客席に学生も心躍らせていたことと思います。また、一般の方も多く見受けられ他高専の学生だけでなく、子供連れの方からお年寄りの方まで学生自身の日頃の活動を披露することができました。
ホワイエ・会議室企画では展示や演示など、ホール企画では演劇・ダンス・吹奏楽・軽音楽・合唱などが開催されました。文発は日々の活動の成果を披露する場でもあり、また他高専との文化交流を目的として開催されています。参加学生は他高専の活動から様々なことを吸収していました。
後援会や運営役員の皆様、移動のための旅行会社やバス運転手さんなど、多くの方々からの支援をいただき、この場をお借りして参加学生および顧問教員より感謝申し上げます。

■吹奏楽部
吹奏楽部からは11名の部員が参加、2日目に行なわれた7高専の吹奏楽部による合同演奏会に出演しました。演目は、「ユーロビートディズニーメドレー」(磯崎 敦博 編曲)、「たなばた」(酒井 格 作曲)、「ナイトフライト」(James Swearingen作曲)、アンコール 「マツケンサンバⅡ」(宮川 彬良 作曲)の4曲でした。演奏時間はアンコールを含め25分ほど。演奏者総勢150名による演奏は、いずれの曲も迫力満点でした。客席数1300名余りの大ホールが狭く感じられました。

■書道部
書道部からは6名が参加しました。硬筆の作品1点、半紙サイズの額装作品を3点、半切サイズの臨書額装作品を2点、全紙サイズの調和体額装作品を1点、計7点を展示することが出来ました。昨年、書道部の参加は本校のみでしたが、今年は木更津高専書道部も展示を行っており、交流の機会がありました。場の状況に合わせて展示を工夫し、来場者の質問に答えるなど、公の会場で展示する機会がさほど多くない部員たちにとって、校内とは違う貴重な経験を積むことができました。

■写真部
写真部からは9名が参加しました。今回は自由テーマでそれぞれが撮影した写真を展示しました。他高専との交流によって互いの作品のよさを見つけることや、普段の部活動内容の共有などで様々な面での新しいことに触れることができました。今後はただ学んだことを活かすのではなく、長岡高専写真部独自の行事を始め、それを発表していきたいと思います。とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

■軽音楽部
昨年に引き続き、バンド「モス」で参加し、「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲を中心に、計6曲を演奏しました。今年はバンドメンバー5名に加え、出音の確認や機材運搬要員としとして1名参加したことで、より理想の音に近づけることができました。当日のライブではたくさんの方々にご来場いただき、お客様を巻き込んだ楽しい演奏ができました。また、昨年の文発で関わりを持った他高専の学生をはじめとし、学生間の交流も深めることができました。これを機に長岡高専軽音楽部の活動に興味を持ってくださった方もいたので、来年の文発ではさらに良い演奏ができるよう、今後も軽音楽部の活動にいっそう力を入れて取り組みたいと思います。

■英語部
英語部からは6名が参加しました。今回は久しぶりの文化発表会参加でした。作品3点をポスター形式で作成し、会場のパネルに貼って展示しました。作品内容は「Nagaoka fireworks festival」「Cuisine and food in Niigata」「Nagaoka KOSEN」の3点でした。関東信越地区の高専で英語部の展示は本校だけでした。その分、興味を持つ人はポスターの前で足を止め、本校の部員へ質問をしていました。参加した部員たちも準備段階から初めてづくしでしたが、発表会当日も含めて貴重な時間を過ごすことができました。

■美術部
美術部では6名の部員が参加しました。都合で参加できなかった学生の分も含めて、合計15作品の展示を行いました。内訳は、点描画5点、水彩画1点、油絵1点、デジタル画1点、イラスト2点、貝殻を使った作品1点、スマホデコ4点です。
作品を観覧した方に好みの作品や感想などを記入してもらえるようアンケート用紙を3種類デザインし用意しました。今回の文発は一般公開されており、参加した8高専の学生・教員だけでなく、一般の方にも作品を観覧していただきました。ご記入いただいたり口頭でお聞かせいただいたりしたコメントは部員の励みになり、今後の作品制作の参考にしようと思います。とても有意義な発表会となりました。

■文芸部
文芸部は部員6人で部員オリジナルの作品まとめた「感個鳥」を配布しました。また、他高専の文芸部に感想を貰い、自分たちの作品を客観的に見ることが出来るなど、普段では体験することが出来ない有意義な時間を過ごすことが出来ました。
例年には無い取り組みとして、配布する場所に感想ノートを配置してみた所、他高専の文芸部以外の数名の方に感想を書いてもらえました。今後の文芸部の活動にも活かしていこうと思います。

■化学部
化学部からは13名の部員が参加し、アルギン酸と塩化カルシウム、そして蓄光塗料のアレンジを加えた光るイクラ製作、砂鉄を使用しての磁性スライム体験ブースを開きました。台風の接近が心配されていた中でしたが、100名ほどの多くの人に来ていただき、部活としても個人としても楽しく、有意義な時間になりました。お客さんからも「子供が楽しんで作っていた」「久しぶりに作ってみて懐かしく思えた」などの好意的な意見をいただき、今後の励みとなる文化発表会でした。


【本件に関する問い合わせ先】
 長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
   E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
   TEL  0258-34-9317
   FAX 0258-34-9700

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