長岡高専グローバルキャンプを開催しました

2024/03/19

2024年3月11日から3月15日までの5日間、長岡高専はグローバルキャンプを開催しました。参加者は、タイの泰日工業大学から9名の学生と1名の引率教員、シンガポールのナンヤンポリテクニックから4名の学生と1名の引率教員、そして長野高専から1名の学生、小山高専から2名の学生、長岡高専から10名の学生でした。

このキャンプの目的は、海外の学生と長岡高専を含む第2ブロック内の高専生が、英語を使用してコミュニケーションを取りながら、ものづくりに取り組む交流プログラムの実施です。今回のものづくりのテーマは、AIカメラを組み込んだ6軸ロボットアームシステムの構築でした。

最初に組み立て済みの6軸ロボットアームシステムを操作し、その動作を理解した後、リバース・エンジニアリングを行い、すべての部品を取り外しました。そして、組み立て図のない状況でチームメンバーと協力し、6軸ロボットアームシステムを再構築しました。さらに、ベルトコンベアーで運ばれてくる対象物を適切な位置で掴むためのプログラムのコーディングも行いました。

海外からの参加者は日本語を話せないため、キャンプ期間中の使用言語は英語でした。高専生も英語でコミュニケーションを積極的に取っていた姿勢が印象的でした。また、キャンプ中は日本文化に触れるために書道や茶道の体験会を開催しました。さらに、新潟県立歴史博物館を訪れ、新潟県の産業と文化の歴史について学ぶ機会も提供しました。

グローバルキャンプメンバー
AIカメラを組み込んだロボットアーム
書道体験
茶道体験
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