2024/03/13

3/6（水）～3/8（金）に九州大学伊都キャンパスで開催された第58回日本水環境学会年会において、環境都市工学科5年生の上村光輝さんがライオン賞を受賞しました。
ライオン賞は年会でポスター発表を行う大学、高等専門学校、短期大学在学の学生会員が表彰対象となります。今回は111件の発表があり、ライオン賞は20件の受賞 (約20%) でした。

上村さんの研究は、通常は嫌気条件下で発生する脱窒素反応を好気条件下で発生させるというチャレンジングな研究です。
本研究が実現すると既存の下水処理場に新たに処理槽を付加しなくても脱窒素が達成されると期待されています。

上村さんは昨年度も同年会に参加していましたが、他大学との研究力の差を痛感し、今年こそはと1年間、研究活動に邁進してきました。
その甲斐あって、念願のライオン賞受賞となりました。
ライオン賞受賞者の多くは大学生であり、高専生での受賞、特に5年生での受賞は最年少での受賞となりました。

ポスター発表では多くの先生方からご質問やご意見をいただき、自分の研究をさらに進めるためのアドバイスも頂きました。
上村さんは専攻科に進学予定で、さらに研究の発展に挑戦していきます。

発表題目：
上村光輝, 山本和佳奈, 川上周司, 渡利高大, 押木守, 青木仁孝, 荒木信夫., 活性汚泥に生息する従属栄養硝化-好気性脱窒細菌の特定, 第58回日本水環境学会年会, p.646, 2024. 九州大学伊都キャンパス.

【本件に関する問い合わせ先】
　長岡工業高等専門学校　総務課専門職員（広報企画担当）
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