モンゴル高専学生が来校し交流プログラムを実施しました

2023/12/25

12月4日から12月9日の6日間、モンゴルのIET付属モンゴルコーセン技術カレッジ(以下、モンゴル高専)から学生9名と引率教員1名の計10名が来日し、本校の学生と交流プログラムを実施しました。

交流プログラムでは、モンゴル高専の学生と本校の学生とで混成チームを作り、LEGO Mindstormを用いたレスキューロボットの作製を行いました。災害発生時に取り残された要救援者に見立てたオブジェを発見し、できるだけ多くの要救援者に救援物資を運ぶテーマに取り組みました。レスキューロボットは無線通信により手動操作できるようにし、小型のカメラを取り付けて要救援者がいるフィールドを探索することができるように各チームが工夫を凝らして作製しました。また、競争するのではなくチーム同士で協力することで、あるチームは障害物を取り除くことに特化したロボットを作製したり、別のチームは要救助者に見立てたオブジェを回収することができるロボットを作製したりするなど、チーム内だけではなくチーム間での協力なども見られ、ものづくりを通じた活発なコミュニケーションが見て取れました。

長岡高専での交流プログラムに加えて、県内企業(株式会社 諏訪田製作所)の見学を行いました。また、帰国の移動に合わせて東京に滞在しました。浅草にて日本の文化に触れるとともに、日本科学未来館、東京スカイツリーにて先端技術の見学を行いました。

モンゴル高専の学生たちは、今回の交流プログラムに非常に満足した様子で、日本に留学したいきっかけになったという感想を述べていました。

※今回の交流事業は、国立研究開発法人科学技術振興機構の2023年度第2回募集 国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受けて実施しました。

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