【長岡高専技術協力会】次世代技術者育成講習会のご案内
2015/02/19
長岡高専技術協力会機械・制御分科会では、下記のとおり次世代技術者育成講習会を開催します。
“ものづくり”は“人づくり”から始まります。当講習会を会社としての人材育成カリキュラム、または個人としてのスキルアップの場としてご利用いただき、製品開発体制の強化に役立てていただければ幸いに存じます。
製品品質とコストのバランスを取る上で必須の知識である「公差設計・解析」コースと「幾何公差・最大実体公差」コース、これからの設計に欠かせない「3次元CAD初級」コースと「3次元CAD中級」コースを用意いたしました。奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。 受講コースの選択は自由です。参加ご希望の方はE-mailまたはFAXにてお申込みください。
コース名 | 内容 | 受講料 |
公差設計・解析 コース
定員:先着20名 |
競争力ある製品を開発するための、限界設計とコストダウンを可能にする“公差設計と解析”について、以下の内容を講習します。
・公差とは、 ※講師:株式会社プラーナー 会長 栗山 弘※関数電卓を使用しますので、ご持参願います。 |
10,000円 (テキスト代および税込み) |
幾何公差・最大実体公差コース
定員:先着20名 |
図面品質・設計品質の向上(=利益体質改善)のための幾何公差方式・最大実体公差方式について、以下の内容を講習します。 ・公差表示方式の基本原則:独立の原則 ・データム:3平面データム系 ・幾何特性:14特性について ・位置度公差方式:理論寸法、最大実体公差 ・演習4題※講師:株式会社プラーナー シニアコンサルタント 井上 忠臣 *電卓を使用しますので、ご持参願います。 (関数電卓でなくてかまいません) |
10,000 円(テキスト代および税込み) |
3次元CADコース ~初級~定員:先着10名 日程:3月16日(月) ~18日(水) (3日間) |
現在、多くの企業に導入され効果をあげている3次元CAD「SolidWorks」の基本操作を修得します。部品作成・アセンブリ・図面化までの一連の操作実習を通して、3次元CADの有効性を確認いただきます。
<内容> ・3次元設計の適用範囲と導入効果 ・ 操作実習(1人/1台のCADでの実習) |
30,000円 (テキスト代および税込み) |
3次元CADコース ~中級~
定員:先着10名 |
3次元CADの標準である「SolidWorks」を利用し、モデリングスキルのさらなるレベルアップを目指します。トップダウンモデリング、サーフェスモデリング、板金モデリングなどの練習を通して応用操作を修得します。
<内容> (講師)ソリッドワークス認定技術者 |
30,000円 (テキスト代および税込み) |
講師紹介
栗山 弘氏:セイコーエプソン㈱にて25年間勤務、世界初の商品を数多く設計し、特許出願約300件。2001年10月(株)プラーナー設立、企業の商品開発や人材育成を支援するとともに、信州大学非常勤講師、長野県技術アドバイザーを務める。 信州大学工学部では毎週3次元設計の授業を行っている他に、高度ポリテクセンターでは公差解析の授業を担当、次世代エンジニア育成活動において注目を集めている。 最近では3次元設計能力検定協会を立ち上げ、世界に通用する設計者として必要な技術を資格として認定する制度を創設するなどの活動で全国を駆け回り活動する。 井上忠臣氏:1964年にフジノン㈱入社。カメラ部設計課・テレビレンズ部設計課を経て材感機材部設計課にて各種設計標準の作成及び幾何公差方式の指導・普及に携わる。2001年富士写真フィルム㈱宮台技術開発センター顧問を務める。2005年5月井上設計図コンサルタントを設立し、大手企業の技術開発センター・光学機器メーカーのメカ設計者及び技術者への指導を行う。2007年より㈱プラーナー シニアコンサルタントとして数多くの講演、講習、実践指導を実施している。 ソリッドワークス認定技術者 (株)プラーナー代表取締役、栗山晃治氏他(株)プラーナー社員の方々。 |
主催:長岡工業高等専門学校技術協力会 機械・制御分科会
お申込み:参加希望コース、氏名、E-mailアドレス、会社名、所在地、連絡先電話番号を明記のうえ、下記へお申込みください。
受付締切日:それぞれの開催日の3日前までにお申し込みください。
お問い合わせ:長岡高専機械工学科 山田隆一
TEL:0258-34-9213 FAX:0258-34-9327
e-mail yamadar@nagaoka-ct.ac.jp