JICA×長岡高専×NAZE×長岡技科大-新事業開始に伴う連携協定締結

2020/07/21

 国際協力機構(JICA)および長岡高専は、長岡産業活性化協会NAZEと長岡技術科学大学の協力のもと、新事業「長岡モノづくりエコシステムとアフリカを繋ぐリバースイノベーションによるアフリカと地方の課題解決」を実施いたします。長岡のモノづくりを活用したアフリカの開発課題の解決に資するイノベーションの創出と、それらを日本の地方が抱える社会課題の解決へ展開するリバースイノベーションによる地方創生を目指し、本校学生が課題解決に取り組みます。

 これに伴い、令和2年7月16日(木)、アオーレ長岡において、JICAと本校は連携協定を新たに締結しました。本事業は、国際貢献ならびに教育の発展に寄与することを目的として昨年10月に設置された「JICA-高専イノベーションプラットフォーム」(本校が参画第1号)に続き、全国の高専に先駆けて実施されます。

 JICAから高専生のモノづくり技術の高さが評価される中、本事業のスタートの地として長岡が選定された理由は、昨年度の実績が評価されたことに加え、長岡市が油田開発で培われてきた高度なモノづくり技術を保有する企業が集積する地域であること、長岡高専に加え、長岡技術科学大学などをはじめとする市内4大学が集積する文教のまちであること、また、これら高等教育機関と行政が連携し、NaDeC(ナデック)構想のもと、地方創生に資する「長岡版イノベーション」を推進していることなどが挙げられます。

 本事業は次年度以降、長岡高専を起点として順次他高専へ展開していく予定です。高専生の柔軟な発想と長岡の優れたモノづくり技術を活用した全く新しいイノベーションの創出・取り組みに、是非ご期待ください。

連携協定を結ぶ4者と立会人の長岡市長
本事業に参加する学生と一緒に

【本件に関する問い合わせ先】
  長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
   E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
   TEL  0258-34-9317

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