フラー株式会社との協働によるオンラインでの実践的プログラミング講義を開始しました
2020/05/28
アントレプレナー教育プログラムの一環として、本校と包括的連携協定を締結しているフラー株式会社との協働による実践的プログラミング講座のプレラボ活動を開始しました。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のためにWeb会議ツール「Zoom」とコミュニケーションツール「Slack」を活用した遠隔授業での実施となります。5月26日(火)に第1回の活動が実施され、本科1年生から専攻科1年生まで学科学年を横断して20名の学生が参加しました。このメンバーで1年間活動を行っていきます。
今年度のテーマは「Processing」というビジュアルデザインのためのプログラミング言語の学習であり、自分で作ったプログラムによってデザインを作り出していく過程から、プログラミングの考え方や楽しさに触れてもらえる内容になっています。ITの現場で実際にはたらくエンジニアからプログラミングのエッセンスを学べる貴重な経験ができます。
第1回目の活動では、ツールの使い方の習得から始めて、実際にProcessingを動かしながらプログラミングでの「色」の扱い方などを学びました。参加した学生からは「プログラミングは初めてで難しかったけれど楽しかったのでこれから頑張っていきたい」といった感想が出るなど、興味深く活動に取り組んでいました。
技術の進歩が特に速いITの分野では、技術の最先端を教員が不断に情報収集して把握し続けるのは容易ではありません。フラー株式会社と長岡高専の協働教育の実践を通して、基礎をじっくり教える教育機関と最先端で活躍するベンチャー企業との協働によってこそ可能になるIT教育の道を切り拓いていきたいと考えています。
【本件に関する問い合わせ先】
長岡工業高等専門学校 総務課専門職員(広報企画担当)
E-Mail koho@nagaoka-ct.ac.jp
TEL 0258-34-9317

(UX新潟テレビ21様から取材にお越しいただきました。)
