信州未来アプリコンテスト0(ゼロ)で、本校チームに素晴らしい受賞がありました!

2019/12/13

令和元年12月7日(土)に、長野県長野市の信州大学国際科学イノベーションセンターで「信州未来アプリコンテスト0(ゼロ)-Demo Day(プレゼンテーション発表会)」が開催され、その中で「U18. Data Division」部門に本校の2チームが出場しました。Demo Dayには全74件の応募があり、書類審査を通過した全部門で21組が出場しました。

出場した2チームは、いずれも低学年からやる気さえあれば積極的に研究活動に参加できる本校の「プレラボ制度」に参加する学生達で結成されています。電気電子システム工学科の矢野教員が代表を務めるテーマのうち、今回は2つのテーマから出場しました。

【出場チーム名と出場学生名】
「あなたの心のパトライト監視し隊」
制御3年 鶴巻力哉, 電気1年 中倉拓哉, 機械1年 谷内詞哉
「ちょっと終バス逃しました」
制御3年 小林歩夢, 電気3年 池上隆生, 制御3年 中川太一

彼らは、今年度のはじめからプレラボに入り、勉強会や地域の講習会の手伝い、企業訪問などを行い、企業にお勤めの方の多くの声を聞いて現場の問題点を学んできました。そのように集めた現場の問題点をしっかりと理解し、その解決策を自分たちで考え、開発し、ご協力をいただいた企業の皆様に提案してきました。今回のコンテストは、その成果発表と捉えての参加となります。

両チームとも大変すばらしい発表を行いましたが、工場の自動機械のパトライト(信号灯)をカメラで読み取り、それをAIで解析して結果を作業者に伝える「あなたの心のパトライト監視し隊」の発表が特に高い評価を受けました。「U18. Data Division」部門では最上位の賞となる信州大学長賞を受賞しました。また、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が別途特別に授与する「NICT賞」も受賞し、同機構が開催する「起業家甲子園」への挑戦権を獲得しました。なお、「NICT賞」は大変受賞が難しい賞で、情報通信技術に関係する全国のコンテストから同機構の審査員が特別に選考した団体・個人にしか付与されない賞で、受賞者は米国カリフォルニア州のいわゆるシリコンバレー地域で実施される起業家育成キャンプに参加することが可能となります。ぜひ、楽しんできてほしいと願っています。

この場をお借りいたしまして、これまで大変多くのご理解とご協力をいただきました燕三条地場産業振興センターの皆様、長岡技術科学大学の山崎名誉教授、及び地元企業の皆様方に厚く御礼を申し上げます。大変ありがとうございました。

チーム「ちょっと終バス逃しました」の面々。これからの飛躍に期待

チーム「あなたの心のパトライト監視し隊」が信州大学長賞を受賞

チーム「あなたの心のパトライト監視し隊」がNICT賞を受賞

to_top