ロシアハバロフスク管轄教育科学省の訪問団が来校しました

2018/03/12

平成30年2月26日(月)から3月1日(木)までの4日間、ロシアハバロフスク管轄教育科学省の教職員4名と大学生3名が来校しました。
竹茂校長、市村国際交流推進センター長から本校の概要、高専教育制度等について紹介を行った後、校内施設見学を行いました。訪問団一行は、市内企業、県立歴史博物館、長岡市役所(アオーレ長岡)なども訪れ、長岡の産業や歴史についても学びました。
学生3名においては、3D-CADおよびモバイルロボットに関するスキルアップを目的に、カム機構を応用したロボット製作実習に取り組みました。WorldSkillsの課題を想定し、2D図面からの3Dモデル化、不足部分の追加、3Dプリンタによる部品作製を経てロボットを製作しました。また、一部の部品については完成見本の部品を自ら寸法を計測して3Dモデルを作成する「リバースエンジニアリング」の要素を取り入れました。
実習中は教職員と学生が協同して課題を進める様子や本校学生が3Dモデル作成方法のアドバイスをするなど、お互いの教職員、学生のスキルアップを図ることができました。学生らは普段使用しているものと異なったCADソフトウェアでしたが、すぐに慣れた様子で作業を進めており、特に高い集中力と休憩後にすぐに机に向かう高い積極性に驚かされました。
今後、本校とロシアの大学との間での国際交流と、学生と教職員のスキルアップを目的とした活動の活発化が期待されます。

記念写真 3D-CADによるモデル作成
3Dプリンタによる部品作製 市内企業見学
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