モンゴル高専と実践的ものづくり交流を実施しました

2017/12/21

12月4日(月)から12月13日(水)の10日間,モンゴル高専から学生10名と引率教職員2名の計12名が来日し「実践的ものづくり交流」および先端技術視察を行いました。
交流プログラムでは,知育玩具(パズル)の製作をテーマに2Dおよび3D-CADによる設計とレーザーカッターと3Dプリンタを用いた部品製作を行いました。交流には9月に海外派遣研修モンゴルに参加した本校学生やモンゴル出身の留学生も参加し,日本での再会を喜び合うとともにより絆を深めることができました。モンゴル高専の学生は機械,電気,化学,土木と専門は様々ですが,すべての学生がソフトウェアとハードウェアの操作を習得し,ものづくりにおける一連の流れを経験することができました。交流に参加した学生同士は英語と日本語を交えて会話しお互いのコミュニケーション能力向上にもつながりました。
長岡高専滞在中,モンゴル高専の学生および引率の先生は学生寮のゲストルームに宿泊し,寮生と生活を共にしました。
プログラム期間中は三条市内の工場を見学し,その歴史と伝統金属加工技術について学びました。さらに,長岡高専来校前には群馬高専,長岡高専でのプログラム終了後は帰国の移動に合わせて,日本科学未来館やスカイツリーなどで先端技術見学を行いました。
モンゴル高専の学生は,長岡高専での学習,伝統金属加工技術および各種先端技術の見学を通し「エンジニアを目指す同世代の学生と交流できて良かった」「両国の文化や科学技術に対して理解が深まった」「日本の先端技術そして日本文化を知ることができた」と感想を述べていました。

※ 今回の交流事業は,国立研究開発法人科学技術振興機構の平成29年度第3回募集 日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受けて実施しました。

 

校長表敬時記念撮影

レーザーカッターによる加工の様子

成果物発表

群馬高専VR体験

三条市内工場見学(諏訪田製作所様)

三条市内工場見学(タダフサ様)

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