平成29年度学生海外派遣研修(マレーシア)を実施しました

2017/09/25

8月30日(水)から9月9日(土)まで平成29年度学生海外派遣研修(マレーシア)を行いました。参加学生は16名で、1年生から4年生までの幅広い年齢の学生が参加しました。この研修では海外の学生との交流や企業ならびに現地文化の体験を通して、国際的な視野を養う機会を学生に提供することを目的としています。本研修前半ではクアラルンプール市やマラッカ市の文化探訪、後半では国立高等技術訓練センターマラッカ校(ADTEC Melaka)を訪問し学生交流を行いました。

皆さんは”クアラルンプール”の語源を知っているでしょうか?マレーシアがクアラルンプールを中心として発展してきた歴史を知っているでしょうか?本研修の前半ではその歴史や文化を知るために様々な場所を訪れました。マレーシアの独立記念日の翌日にクアラルンプール発祥の地を訪れ、そしてスズ製品を作る工場も見学しました。マレーシア随一と言われるヒンズー教の聖地であるバトゥ洞窟やモスク(国立モスク、マラッカ海峡に浮かぶ水上モスク)を訪れました。国家記念碑ではイギリス退役軍人が英霊を慰めている場を目撃しました。新行政首都として開発が進んでいるプトラジャヤも訪れました。まさに国が大きく発展しようとしている熱気を私たちは肌で感じることができました。

本研修後半ではADTEC Melakaを訪れ、現地学生とLegoロボットの作成、文化交流、スポーツ交流、工場見学などを行いました。Legoロボットにおいては現地学生との混成チームを作り、ロボットを制作し、校長先生や全校学生の前でサッカー競技を行いました。学生は英語の知識だけでなく、身振り手振りを交えながら現地学生と交流しました。文化交流においては、お互いの国の踊りなどを教えあい楽しい時間を過ごしました。また、お菓子を作るマミー工場を見学し、現地学生とともにマラッカ市内を探訪しました。

参加学生のほとんどが海外に行くのが初めてであり、当初、期待と不安が交錯しているようでした。しかし、その不安は杞憂であり、マレーシアという国は私たちをとても熱く、そして親切に迎えてくれました。学生は異文化に触れ、これまでにない価値観を学びました。

歓迎セレモニーでの自己紹介の様子

ロボット制作の様子

ロボット競技の様子

王宮での集合写真

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