フラー株式会社と包括的連携協定を締結しました

2017/09/06

 長岡工業高等専門学校とフラー株式会社は、最先端IT分野およびアントレプレナーシップ教育の実現に向けた包括的連携協定を締結しました。8月18日にシティホールプラザアオーレ長岡で行われた調印式には、磯田達伸長岡市長立ち合いのもと、本校から竹茂校長、荒木副校長、外山教授が、フラー株式会社から渋谷修太代表取締役CEO、坂詰将也新潟拠点代表が出席し、関係者が見守るなか、協定書に署名されました。
 この協定は、本校が文部科学省より採択された平成29年度「 ”KOSEN(高専)4.0”イニシアティブ」支援対象事業である「長岡リジュベネーションに立脚したNaDeCアントレプレナーの育成」の一環として、最先端IT分野および未来の起業家を輩出するアントレプレナーシップ教育の実現に向けた連携を目指したものです。
 フラー株式会社は、本校を卒業した渋谷修太代表取締役CEOらが設立したスマートフォンアプリ開発などのソフトウエア開発のITベンチャー企業です。
 この協定締結により、今後は本校の学生を対象に、起業家マインドなどアントレプレナーシップについての実践キャリア教育のための講演会、基礎セミナー、実践セミナーなどを開催し、起業家精神の育成やIT技術の向上に取り組むとともに実践力のある創造的技術者の人材育成を図っていくこととしています。
 竹茂校長から、「学生が起業の夢と自信を持つことが重要。先輩から最先端の技術や起業家精神を直接話してもらえることは学生にとって極めて意義深い。地域に新たな産業を創出する技術者を育成したい」、渋谷修太代表取締役CEOから、「いつか故郷である新潟へ恩返しがしたいと思っていた。自ら会社をつくる道があることを知ってもらい。次世代を担う技術者、起業家の輩出、そして地域の発展に貢献したい」とそれぞれ抱負が述べられました。
 また、磯田達伸長岡市長から、「この協定で先進モデルが実現して、何が起こるか楽しみである。市も全面的に応援する」と期待を寄せました。

渋谷CEO(左)と竹茂校長(右) (左から)渋谷CEO、磯田長岡市長、竹茂校長
(左から)伊藤学生代表、坂詰新潟拠点代表、渋谷CEO、磯田長岡市長、竹茂校長、荒木副校長、外山教授

※写真はすべて長岡市提供

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