キングモンクット工科大学生が夏季研修を行いました
2017/08/09
6月12日(月)から8月3日(木)までの8週間、キングモンクット工科大学ラートクラバン校(タイ王国バンコク都ラートクラバン区)の学生2名が来校し、夏季研修を行いました。2名の学生は電気電子システム工学科の中村教授の研究室に配属され、ピコ秒グリーンレーザーによる石英ガラス内部へのレーザーマーキングの研究を行いました。近年、iPhoneに代表される小型電子機器の画面表示部に薄板ガラスが多用されています。このガラス基板は、フラットパネルディスプレイの基本部材であり、その良否は、パネル性能、後工程の歩留りに大きな影響を与えます。それゆえ、これら基板で使用する素ガラス内部へトレーサビリティや工程管理を目的とした2次元QRコードや文字などをマーキングすることによって、品質管理や品質情報の精度向上が期待できます。学生2名は、真剣な態度で研究課題に取り組んでいました。
また研究以外にも、本校の協定校である泰日工業大学との受入れ交流事業へ参加したり、新潟県民会館で行われた松竹大歌舞伎を鑑賞したりと、充実した夏季研修となりました。
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