本学生がWorldSkills Russia 地区大会に出場し第2位を獲得しました

2016/12/06

11月21日から25日の期間、ロシアのハバロフスク市ならびにコムソモリスク・ナ・アムーレ市で、WorldSkills Russia(国際技能競技ロシア大会)地区選手権ヤングエキスパート競技大会が開催されました。ハバロフスク教育省からの招聘があり、本校から機械工学科5年の佐藤雅君が出場しました。
WorldSkillsは日本では国際技能競技大会として知られており、溶接やウェブデザインからヘアカットまで様々な専門職技能を競う大会ですが、情報技術やCAD設計等は高専で学んだ技術スキルを確認できる競技種目です。佐藤君は、Mechanical Engineering Design-CAD(機械製図・CAD)部門に出場し、3日間で20時間以上の競技に取り組みました。このCAD部門では、(1)与えられた図面から3次元の組み立てモデルを作成する、(2)与えられた3次元モデルの間違いを修正しながら正しい組立てモデルを作成する、(3)実製品の寸法を測定しながら3次元モデルと図面を作成する、という3つの課題が与えられました。佐藤君は、英語でコミュニケーションを取りながら、これらの課題をすべて達成し、出場競技者9名中2位の優れた成績を残しました。なお同じく招聘依頼を受けて、機械工学科・井山徹郎准教授がCADエキスパートとして同行指導し、同学科・青柳成俊教授は高専の教育・研究について講演するとともに工学教育に関する意見交換を行いました。
今回、ロシア極東国立交通大学と本学の間で交流協定も締結しました。今後も、ロシアでの英語研修、英語を使った実習研修、専攻科生向けインターンシップなどを予定しています。学生の皆さんぜひチャレンジしてみてください。

dscn2988-1競技中の様子 dscn2952-1 作成した3Dモデル
dscn3013-1CAD部門の参加者 dsc06032-1帰国報告の様子
img_4378-1 ハバロフスク教育省大臣との懇談 img_4377-1ハバロフスク教育省大臣との懇談
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