平成28年度学生海外派遣研修(タイ)を実施しました
2016/09/14
平成28年度学生海外派遣研修(タイ王国)(8月29日(月)~9月7日(水))を学生14名と引率教員2名の合計16名で実施しました。
研修の主な内容は、本校と学術教育協定を結んでいるバンコク市内の泰日工業大学(Thai-Nichi Institute of Technology 略称:TNI)を訪問し学生交流活動を行うこと、および日系企業3社(Sodick社、SEIKO PRECISION社、KYB社)を訪問し海外でのモノづくりの現場を見学することでした。
泰日工業大学では、タイおよび日本の学生の混成チームを作り、LEGOロボットのサッカー競技を通じた交流活動を行いました。各チーム約4名ずつの合計7チームで、ロボットのコンセプト、設計、組立、ロボットを動かすプログラムを製作し、企画案のプレゼンテーションをした後、サッカー競技を行いました。サッカー競技のルールは、敵に見立てた障害物エリアを通り抜けた後、カラーボールをゴールに入れる得点数を競うものです。各チームが工夫を凝らした戦略のアイデアを実現したり、ロボットの動作を披露しあい、大いに盛り上がりました。学生達はつたない英語に身振り手振りも交え意思疎通を図りながら、文化や考え方の違いを学びました。またお互いにタイ語、日本語を教えあいながら、コミュニケーションの楽しさや重要さも学んでいました。
企業訪問では、海外展開している日系企業のSodick社、SEIKO PRECISION社、KYB Steering社を訪問し、海外でのモノづくりの特徴、外国の人との仕事のすすめ方、コミュニケーションの大切さについて学びました。また最終日にはキングモンクット工科大学ラートクラバン校も訪問し、今年6月~7月にかけて本校へ研修留学に来ていた学生らと再会し、互いの情報交換を行いました。
![]() オープニングセレモニー |
タイ学生とワット・プラケオ王宮にて |