2016/06/17

平成２８年６月１６日（木）に第３学年合同特別活動として，選挙出前講座を実施いたしました。

６月１９日以降に公示される選挙から，選挙権年齢が１８歳に引き下げられます。１８歳に達する第３学年の学生に，選挙への関心を持ってもらうと共に，実際の投票を模擬体験してもらう目的で，長岡市選挙管理委員会事務局に講座をお願いいたしました。

初めに選挙権年齢の引き下げと選挙の意義，選挙制度の概要，若者の投票率，投票の仕方，インターネット選挙運動について説明していただきました。
続いて，実際の器具を用いて設置された模擬投票所において，模擬投票体験を行いました。今回は時間が限られていたため，７月の参議院選挙時において有権者となる学生に体験してもらいました。
投票は架空の立候補者と政党で行われましたが，実際に自分の氏名が印刷された受付票を持って受付をし，実際に使われる投票用紙に記入して投票を行いました。また投票管理者や投票用紙交付係など，投票事務従事者も学生に務めてもらいました。投票体験では，少し緊張しながらも候補者や政党を選び，投票箱に投函してホッとする様子が見られました。
実施後のアンケートでは，「選挙制度について知る良い機会になった」，「受講して投票に行こうと思った」，「投票の仕方が難しいと思っていた」，「説明が分かりやすかった」という感想が書かれていました。

これまでも社会科や情報リテラシーの授業で，選挙について学ぶ機会はありましたが，今回の講座は有権者となることをさらに自覚してもらう良い機会となったようです。