平成27年度スーパーグローバル大学創成事業「メキシコ研修」に参加しました

2016/04/06

長岡技術科学大学「グローバル社会を牽引する実践的技術者育成プログラム」(3月12日~21日)に本校機械工学科4年生2名が参加しました。このプログラムは、メキシコ国内の日系企業や現地企業あるいは国際化を牽引するグアナファト大学等を訪問し、その体験を通して国際競争社会と世界連携について学び、将来のグローバルエンジニアリングについて考えることを主眼としています。本校のほか福島高専の学生2名も一緒に参加しました。

先ず日系企業のKYB、S-MEXでは、メキシコの地で日本と同品質の製品をつくる高い技術力を維持していることや、徹底された人材育成指導がなされていること、また非日系企業のPEMSAでは、世界的な自動車メーカーのTier1企業として発展するための日々の精緻な業務について学びました。また、現地の高校や大学も訪問しました。メキシコ学生と研究のことやグローバルエンジニアに関する話題などを英語でコミュニケーションしながら校内を案内していただきました。高校を訪問した際には、メキシコ学生を前にして本学紹介のプレゼンテーションを英語で行いました。日本の高専というユニークな工学教育制度とその良さをメキシコの学生の方々に広く知っていただく良い機会だったと思います。しかし同時に、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を一層向上させることが必要であると痛感しました。またメキシコの在レオン日本国総領事館も訪問させていただき、現在のメキシコの情勢や世界との関連についてお聞きしました。「メキシコがどのような発展を遂げようとしているのか」「現在どのような日系企業が現地で進出しているのか」などについてお話しを伺い、メキシコで働くことになった時の苦労や良い点などを知ることができました。将来のグローバルエンジニアの在り方について考える良い機会であったと思います。

最後になりますが、現地の人たちはとても明るく、街全体の雰囲気も明るく温かいものでした。現地メキシコでお世話になりました皆様方、訪問させていただいた企業やメキシコの高校や大学の皆様方、本プログラムでご指導いただいた長岡技科大の先生方に厚く御礼申し上げます。

長岡工業高等専門学校 機械工学科
齊藤洋徳、豊島果恋

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