国際会議(EM-NANO 2015)において本校専攻科生がPoster Awardを受賞!本校教員とOBも大活躍!!
2015/06/24
2015年6月16日~19日に新潟市朱鷺メッセ国際会議場で開催された第5回有機・無機電子材料とナノテクノロジーに関する国際シンポジウム(The 5th International Symposium on Organic and Inorganic Electronic Materials and Related Nanotechnologies (EM-NANO 2015))において,本校専攻科物質工学専攻1年 江部日南子さんが,専攻科特別研究テーマとして取り組んでいるペロブスカイト太陽電池に関する研究成果を発表し,研究内容・発表が高く評価され全169件から11件選ばれた「Poster Award」を受賞しました。
受 賞:EM-NANO 2015 Poster Award
受賞者:江部日南子(専攻科物質工学専攻1年)
題 目:Fabrication of Lead Halide Perovskite Solar Cells by Annealing Spin-coated PbI2 Thin Films in CH3NH3I Vapor
著 者:Hinako Ebe and Hideaki Araki
概 要:PbI2前駆体薄膜をCH3NH3I蒸気中で熱処理することで有機無機複合ペロブスカイト化合物CH3NH3PbI3を作製し,これを用いた太陽電池の光起電力特性の処理温度依存性を明らかにすることで良好な発電特性が得られる処理温度を見いだしました。
本校では,太陽電池研究センター(PVRC)を中心に CZTSやCTS,ペロブスカイト太陽電池といった最先端の太陽電池研究に取り組むとともに,本学生を含むプロジェクトメンバーによる学科・専攻科横断型一貫教育プログラム(新エネルギー創成教育プログラム)に取り組んでいます。本受賞研究は,長岡高専PVRCにおいて,JST-さきがけ成果結集プロジェクト,科研費挑戦的萌芽研究の一環として実施されました。
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さらに19日には,電気電子システム工学科の片桐裕則教授が太陽電池に関する研究成果を招待講演(プレナリー)にて「Pioneering Work of Earth-Abundant CZTS Thin Film Solar Cells」という題目にて発表されました。
さらにさらに,本校OBも大活躍しました。
長岡技術科学大学に進んだ河合 孝太郞さん(平成24年度電子機械システム工学専攻卒),長澤 忍さん(平成23年度電気電子システム工学科卒),金沢大学に進んだ久住 拓司さん(平成24年度物質工学専攻卒)も研究内容と発表が高く評価され「Poster Award」を受賞しました。より一層,躍進していく事を願っております。
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