サイバー脅威対策協議会に参画しています

2013/12/09

新潟県警察本部を事務局として,民間組織,警察,行政,学校関係者,報道関係者などが集まり,安全・安心なネットワーク社会を実現するために組織される「サイバー空間の脅威に対する新潟県産学官民合同対策プロジェクト推進協議会 (サイバー脅威対策協議会)」の活動に本校も参画しています。この協議会では4つの分科会に分かれて活動が進められますが,12月3日(火)にリテラシー向上,12月5日(木)にサイバー攻撃対策,12月6日(金)に人材育成,対処能力向上に関する,それぞれ第1回分科会が開催されました。リテラシー向上分科会には電子制御工学科の高橋准教授が,サイバー攻撃対策分科会と人材育成,対処能力向上分科会には電子制御工学科の竹部准教授が出席しました。

リテラシー向上分科会では,現在発生している問題の把握,青少年の発達段階に応じたペアレンタルコントロールのあり方,被害者・加害者にならないための教育推進などについて検討を進める予定で,第1回の分科会では公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所の七條氏から「インターネットトラブルの現状と対策について」と題する講演があり,その後検討・意見交換が行われました。

サイバー攻撃対策分科会は,ネットワークを経由してどんな攻撃が行われていてそれに対応するにはどうすればよいかということを情報共有し,一般のWebサイト運営者等への啓発活動を行う予定です。サービスプロバイダが主体の分科会ですが,Webサイトの運営者として本校も参加します。第1回目の分科会では,JPCERT/CCの山本氏の講演「フィッシングの最新動向」,関東管区警察局の弘中技官の講演「サイバー情勢について」が行われました。

人材育成,対処能力向上分科会は,情報セキュリティに携わる人材を育成するにはどうすればよいか検討を進めていく予定で,第1回分科会では長岡技大の湯川教授から「学校における情報セキュリティ教育」,新島学園短期大学の花田先生から「企業における情報セキュリティ人材のキャリアデザインと育成」という講演がありました。

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