ロボカップ 2013 世界大会 遠征報告

2013/07/09

平成25年6月24日(月)~7月4日(木)の日程で,オランダのアイントホーヘンで開催されたRoboCup 2013 Junior Soccer League – Open ageにチーム名「The World」で参戦しました。ジュニア部門では,サッカー・ダンス・レスキューの3部門に世界各国から600人以上の選手が参加し,その規模の大きさに驚かされました。

競技会場には,選手しか入場できず,学生自身の力で競技会に臨まなければならない状況でした。また日程も過酷で,期間中の5日間は,朝9時~夜9時まで競技会場に缶詰になり,マシーン調整を幾度となく行い競技会を進めました。

初日の26日は,受付や車検,インタビュー審査がありました。インタビュー審査では,四苦八苦しながらもなんとか乗り切りました。後に,昨年度このインタビュー審査で数チームが失格になったと聞き,ほっとしました。

27日~30日の競技会では,掲示板や放送をチェックし,試合時間を自ら確認し,試合に挑みました。無論,審判とのやりとりも全て英語です。競技会は予選である7チーム総当たり戦から始まりました。The Worldはジャパンオープンのカテゴリーと比較して一つ上での出場となり,苦戦を強いられました。全6戦中2勝を挙げ第5位という結果で,決勝トーナメント進出には至りませんでした。国際大会のレベルの高さに学生も刺激を受けていました。

さらにスーパーチームというカテゴリーがあり,参加全チームがシャッフルされ,数チームでタッグを組み,協調して闘う競技がありました。国籍や言語の異なる学生同士が英語でコミュニケーションを行い,戦術を考えチーム一丸となって戦っていました。非常に盛り上がり,ゴールする度に歓声が響き渡り,ロボットを通して国境や年齢を越えた人と人との交流を果たす事ができたと感じています。

最後になりましたが,本大会出場をご支援頂きました皆様に深く感謝致しますと共に,今後もロボット製作を通して世界に情報発信できるよう日々努力をして行きたいと思います。

 
試合前の打ち合わせ                試合の様子1

 
試合の様子2                     試合の様子3

 
スーパーチーム打ち合わせ           スーパーチームの試合

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