ADTEC Melakak校の学生と実践的ものづくり交流を実施しました
2017/03/06
2月21日(火)から3月2日(木)の10日間、マレーシアのADTEC Melaka校(高等技術トレーニングセンター・マラッカ)から学生9名と引率教員1名の計10名が来日し、本校の学生と「実践的ものづくり交流」を実施しました。
本交流プログラムでは、長岡高専生とADTEC Melaka校の学生との混成チームを5班作り、課題をクリアしたポイントで順位を決定するライントレース競技会を実施しました。ライントレース競技会にはSTEM教育を学ぶのために設計されたmBotを使用しました。本プログラムでは、エンジニアを目指す同世代の若者に対して交流の場を提供し、マレーシアと日本の学生の科学技術に対する理解を深めさせることを主な目的としています。長岡高専生はマレーシア語を話すことができませんし、マレーシアの学生は日本語を話すことができません。各チームは英語でコミュニケーションを取りながら、和気あいあいとした雰囲気の中で課題に取り組んでいました。プログラム期間中、マレーシアの学生ならびに引率の先生は、今年度新設された長岡高専の学生寮ゲストルームに宿泊し、寮生とも交流を持つことができました。プログラム期間中の週末は心と身体のリフレッシュをかねて、新潟県立自然科学館と新潟市水族館マリンピア日本海の見学、そして上越国際スキー場での人生初のスキーにも挑戦しました。
長岡高専でのライントレース競技会終了後は、帰国の際の移動にあわせて、都立産業技術高専品川キャンパスを表敬訪問し、文化探訪として浅草を散策し、スカイツリーや日本科学未来館の見学を行いました。
マレーシアの学生達は、長岡高専生との交流や日本での生活を体験し、施設や設備が整っている日本の高専や大学へ留学したい気持ちが高まったと感想を述べていました。
※ 今回の交流事業は、国立研究開発法人科学技術振興機構の平成28年度第3回募集 日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受けて実施しました。
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