クローズアップEC【Vol.008】
特集:皆川先生Stanford滞在記
リンク: 2月 / 1月 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月
2月(最終回)
長い様で短かったアメリカでの留学生活もいよいよ終わりです。 いろいろな方にお世話になりました。
まずは,Prof. Zhenan Bao。大変お世話になりました。
最後にランチまでごちそうして頂きありがとうございました。
サーモンステーキ(写真右)が大変おいしかったです。
次に,Dr. Jeff(左)とラボマネジャーのLily(右)。
研究生活をバッチリ支えて頂きました。ありがとうございました。
また,世界中の研究者とも仲良くなれました。
ドレスデン工科大学CfaedのDr. Martin(左),ノルウェー科技大のProf. Magnus(中),UCSDのProf. Zhen(右)。
この他にも,デンマーク,イタリア,イラン,スイス,ギリシャ,フランス,スペイン,カナダ,韓国,中国,台湾などなどの研究者とネットワークを築くことができました。
そして,忘れてはいけないのが陽気なラボメンバーたち。
本当にお世話になりました。(ちなみに,みんな恐ろしく優秀な人たちです(笑))
また,色々な日本の企業からStanford大学に留学している方々とも交流(と言っても飲み会ですが(笑))できました。
機械系,化学系,生物系メーカーの方がほとんどですが,中にはシンクタンク研究員や医師の方もいらっしゃって本当に素晴らしい仲間たちです。
日本に帰ってからもいいコネクションになりそうです。
最後に,今回このような素晴らしい機会を与えてくださった渡邊校長先生をはじめ関係各位の皆様,学生を含めた電子制御工学科の皆様,私の代わりに授業をしてくださった太田先生,フォローしてくださった教職員の皆様,本当にありがとうございました。 また,「日本語の作文能力が低下しないように」と始めたこの駄文・拙文だらけの滞在記を最後まで読んでくださいました方々にも御礼申し上げます。
今週末のフライトで帰りますので,来週以降どこかでまたお会いできるかと思います。帰国しましたらまたよろしくお願い申し上げます。
1月
遅まきながら、明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。
さて,先日おいしいと噂のラーメン屋さんを教えて頂いたので,車で20分くらいのSunnyvaleという町まで行ってきました。
ここは醤油味の「くろ」と塩味の「しろ」があるとんこつラーメンの人気店。
いつも混んでいるそうですが時間帯を外したらすぐに食べられました。
味は噂どおり「激ウマ」でした。
Sunnyvale「こてつ」の黒とんこつラーメン
ところで,皆さんはアメリカで外食をした際のチップの払い方はご存じでしょうか? 「えっ知らない」という学生のために,今回は外食時の基本的な会計のやり方について紹介します。
会計の方法ですが,A. 現金払いとB. カード払いで多少手順が異なります。 まず,だいたい食べ終わった頃に店員さんが「会計伝票」を持ってきてくれます。
- A. 現金払いの場合
- そこに書かれている金額+15~20%程度のチップの合計額(大抵1ドル未満は切り捨てでよい)の現金をその伝票の上に置いておけばOK。 あとは店員さんが取りに来てくれます。 お釣りがいらなければお金をそのままにして店員さんが来る前に帰ってもOKです。 (ただし,お釣りが必要な場合は「○○ドルお釣りを下さい」と英語でお願いしなければいけません。)
- B. カード払いの場合
- それに対して非常に簡単なのがカード払い。
会計伝票が来た時に,店員さんにカードを渡すと会計処理をしてきてくれます。
すると以下のような「カード伝票」とペンを持ってきてくれます。
会計伝票(左)とその拡大したもの(右)
- PURCHASE:購入金額です。これを必ず確認してください。
- Gratuity:難しい英単語ですね。これは「お心付け」とか「チップ」の事です。
- Total:合計金額です。
- Signature:カード利用時に求められる署名(サイン)です。
①まずチップの計算。 今回は$15.5なので20%のチップ($3.1)を加えると合計は$18.6。 Totalのところに$18(端数は切り捨てでも繰上げでもよい)と記入してください。
②次にチップ額の記入。
$18-$15.5=$2.5なので,Gratuityのところに$2.5と書きましょう。(実質16%程度のチップになりますね)
※実は,Gratuityの欄は空欄でも構いません。
③記載に間違いがないか確認して,Signatureの欄に署名しましょう。漢字でも何でもOKです。
たったこれだけです。
(上村補足):お店によってはチップ10%,15%,20%の金額があらかじめレシートに印刷されていますので,その金額を書き写すだけでもOKです。 それがなくても,税金(Tax)が印刷されていれば,その値を2倍すれば概ね適切な範囲のチップになりますので慌てずに対応しましょう。
最近はタッチパネル端末にカードを指して「その場でお会計」のスタイルも増えてきましたが,上記を理解していれば問題なく対応できます。 皆さんもアメリカに来られた際は「会計方法が分からないから」と尻込みせずに,ぜひご当地グルメをたくさん楽しんで頂ければと思います。
いよいよ卒論発表会ですね。5年生は体調に気を付けながら頑張ってください!!
(最終回に続く)
12月
皆さん,こんにちは。
クリスマスシーズン到来で日本もさぞかし賑やかなことと思います。
こちらも11月末のブラックフライデーから本格的にクリスマス商戦がスタートして,いたるところでクリスマスフェアやイベントが行われています。
研究室前のクリスマスツリー
ところで,こちらに来てから気がついたことなのですが,こちらではだれでも自由に参加できるセミナーや講演会がたくさん開催されます。 その内容も基礎的なものからアプリ寄りのものまで多岐にわたり,多い時は毎週のように開催されます。 私も研究室で実験する傍ら興味のあるテーマの時はなるべく参加し,多くの方々と交流しています。
その中の一つ。
先日,Intuitive Surgical社のManagerに誘って頂き社内講演会に参加してきました。
Intuitive Surgical社は,あの手術ロボット”da Vinci”を開発製造している,いまシリコンバレーでも飛ぶ鳥を落とす勢いで成長中の超優良企業。
(上村注)医療業界やロボット業界に興味がある人はda Vinciは知っておきましょう。
実は,私が研究しているフレキシブル有機デバイスは,人工皮膚や人工臓器だけでなく医療機器にも応用が可能なことから,今回打ち合わせもかねてお誘い頂きました。
デモルームで見せて頂いた本物のda Vinci。テレビで見るよりも大きいです。
説明によると,すでに日本にもかなりの台数を納入しているそうですが,まだまだ改良の余地があるとのこと。
(左)我慢できずに実体験。(右)ケース内の小さい輪ゴムをロボット鉗子(もちろん遠隔操作)でつかんでいます。
なんだか外科医になったみたい。操作は結構難しかったです。
また,当日はWashington UniversityのDavid C. Van Essen教授の講演会にも参加させて頂きました。
David教授はBrain Mappingの世界ではかなり高名なお方。
講演会の様子。む,む,むずかしい。。。
一昔前まではざっくりと50エリア程度にしかマッピングできていなかった人間の脳みそ。 最近では2014年の報告で200エリア近くまで細分化されたとか。 難しい内容を分かりやすく説明して頂き,素人ながらその進展スピードに驚かされました。 有機デバイスで作製した人工皮膚からの感覚信号を,脳みそのどの部分に伝送すれば人間が正しく認知できるか?という課題に対する解も,そう遠からず見つかるような気がしました。
最後に,教授,Managerと3人で記念写真。
有意義かつ素晴らしい講演会でした。お誘い頂きありがとうございました。
おまけ
先日12月19日はAppleのAir podsの発売日でした。
たまたま朝一でPaloAlto Downtownに行ったので,Mac Userであれば一度は行ってみたいと言われている聖地のひとつ(←本当か?)
University AvenueのApple storeを写真におさめました。
たかがワイヤレスイヤホン(Mac Userに怒られるか?)のために,長蛇の列が。。。
(上村注)Macユーザですが特段魅力を感じません。。。発売が延期に次ぐ延期でしたので,なんとかクリスマスギフトに間に合わせたい人が並んだのでは?
日本の皆さん,良いお年を。。。
(次回に続く)
11月
早いもので,こちらの生活ももう8か月。朝晩は10℃を下回るなどすごく寒くなってきました。
11/24はThanksgiving(いわゆる感謝祭)という米国の祝日でした。 私は特に予定がなかったので,当然のように出勤して仕事をしていました。 ちょうど週末にかかるのでさぞかし街は賑やかかと思いきや,ほとんどのお店がCLOSE。 帰宅する頃には街が真っ暗で静まりかえっていました。 祝日は「家族と家で過ごす」というお国柄が出ているのでしょうか?
(一生懸命実験中)
さて,派遣先の研究室では毎週交代で研究進捗をGroup Meetingで報告するのですが,11月第3週目は私の番でした。 研究室メンバー全員の前で大体20-30分くらいのプレゼンを行い,その後内容について熱~いディスカッションが行われます。 実は,研究室メンバーがかなり多いので年に2,3回しか順番が回って来ないのですが,成果をしっかりと出しておくのはもちろんの事,プレゼン資料もそれなりにしっかり準備しておく必要があります。
発表はこんな感じ。
(決して上手ではない英語で一生懸命説明しています)
(それなりに聞いてくれているみたいです・・・。)
質疑ではいくつか鋭いコメントも頂きました。 出来栄えは?と振り返ってみると,消化しきれなかった部分もあったので自己採点は70点くらいかな? 次回はもう少し質疑が盛り上がるような発表をしたいと思います。 それにしても連日素晴らしい経験をさせて頂いております,感謝,感謝。
(次回に続く)
10月
今月は,半年ぶりに2週間だけ帰国しました。 お会いできた方々には大変お世話になりました。
さて今回は,Stanford大学への行き方(私の帰路)について紹介したいと思います。 いつかこちらに来たいと思っている学生はぜひ参考にしてください。
まず国内移動。 長岡から東京へ上越新幹線で移動するのですが、どこまで行くかは,羽田空港か成田空港のどちらを使うかによって変わります。 今月はまだ羽田-サンフランシスコ国際空港(SFO)が深夜便しかなかったので,今回は成田空港に向かいます。 (噂では,来月から夕方便も増便されるとのことですので,羽田便のほうが便利かもしれませんね。)
成田空港へは新幹線で東京駅まで行って,そこからNEX(JR成田エクスプレス)に乗るか,新幹線を上野で降り,そこから京成スカイライナーに乗ることになります。 私のお勧めは断然『京成スカイライナー』です。 理由は,早くて安いから。また,東京駅の新幹線ホームからNEXのホームまでがすごく遠いこと。 前日都内で仕事がある場合を除いて,最近はスカイライナー派にすっかり変わってしまいました。
車内はこんな感じ。
結構シックでシートも広々。
PCや携帯の充電もできるので気に入っています。
上野から成田空港第一ターミナルまでは,東京スカイツリーを右手に見ながら約40分。
降りると空港の地下階に到着します。
成田空港入り口。
以前はここでパスポートの提示が求められましたが,数年前に廃止になったようです。
出発階は4階なのでエレベータに乗って上がりましょう。
エレベータは,写真の短いエスカレータを上がったところにあります。
出発階への直通エレベータもあります。
今回目指すのは南ウィング出発ロビーです。
4階に上がると,通常は右手が南ウィング。
自分が利用する航空会社がどこにあるかは事前にチェックしておきましょう。
南ウィングはスターアライアンス系の航空会社が集まっています。 入り口側のAから順番にANA,ルフトハンザ,ユナイテッドなどなど。
無事到着したら今度はチェックイン手続きです。 海外渡航の場合は荷物を預けることが多いと思いますが,重さには注意が必要です。 大体どこの航空会社も23kg(50ポンド)/個かつ2個/人まで(使用機体による)で,それを超えると別料金が発生しますのでご注意を。
さて,チェックイン手続きですが,海外系エアラインの場合いきなりカウンターに行っても大抵追い返されます。
その理由はこれ。
そうです,セルフチェックイン機です。 海外のエアラインではBaggage Tagまで自分で印刷してBagに貼り付けるのが一般的です。 日系エアラインの場合は,チェックインはセルフ機で,手荷物を預けるのはカウンターで,という方式のようです(最近はわかりませんが)。 セルフチェックイン手続きのやり方はいたって簡単。 E-チケットとパスポートがあれば問題なくできます。
Baggage Tagを印刷してバッグに貼り付け,エアチケットを印刷したらいよいよカウンターへ。
ここでやってはいけないのが,クレームタグ(手荷物預かりの控え)の紛失。
これを失くしたためにとんでもないことになった人が多数います。
絶対に無くさないでくださいね。
ちなみにカウンターに行ってやることは荷物を渡すだけです。 さて,荷物を預けたら
- パスポート
- クレームタグ
- エアチケット
X線検査場(通過後)の様子。
海外は靴を脱いだり,ベルトも外すように言われるが・・・,日本は海外に比べて検査が緩い気がするのは私だけか?
(上村注: 成田でもベルトで引っかかりましたので,金属部分が大きい場合は最初から外したほうが良いかもしれません。)
続いては出国審査場へ。 これも簡単。 パスポート提示と挨拶だけで難なく通過。 年に何回も出入国する方は「自動化ゲート」が良いらしいが,私自身まだ試したことがない。 海外出張の回数が増えてきたら試してみるか。
出国審査場はこんな感じ。遠巻きなら写真はとっても良さそうでした。
出国審査を通過すると,多くの免税店・飲食店があります。 目指すはGate 33。
出国エリアの様子。
手続き上すでに出国しているわけだから,ここは日本ではないらしいです。
動く歩道を通ってようやく到着。あとは搭乗するだけです。
飛行機はもう到着していました。(Boeing 747か,日本では政府専用機の2機を残すのみだとか。)
時間になりタラップを通って機内へ。
無事離陸。
お楽しみの機内食。
味はまずまずといったところか。
~9時間後~
SFOに着陸。矢印に沿って進みましょう。
到着後にまず行うのが入国審査。 VISITORの列に並びましょう。 英語でいろいろ聞かれますが,たいしたことはありません。 英語の試験ではないので落ち着いてゆっくり話しましょう。 指紋採取と顔写真の撮影があります。
入国審査通過後に撮った入国審査場の様子。
審査前はさすがにNo Photoだった。
結構並んでいます。
次に行うのは荷物の受け取りです。
ターンテーブルで荷物が運ばれてくるので,クレームタグを用意しておきましょう。
決して他人の鞄を取らないように。
一目で自分の鞄とわかるような目印をつけておくのも良いアイディアですね。
荷物を無事受け取ったら,最後の関門「税関」です。 機内であらかじめカスタムシート(税関申告書)を記入しておきましょう。 アメリカの場合,動植物,貴金属,金融商品(規定以上の現金も含む),食品(肉だけでなく正式にはお菓子なども)があれば申告する必要があります。 正直に申告しておけば,難なく通過できます。
税関の様子。
通過するとオバマ大統領と副大統領?の写真がお出迎え。
来月は大統領選か・・・。
この写真も見納めです。
さぁ、いよいよ出口です。
ようやく到着ロビーに着きました。 次はStanford大学のあるPalo Alto市まで電車で移動です。 右写真の看板右上の「BART/Caltrain」を目指しましょう。
SFOの到着ロビーの様子。
飛行機を降りてからここまでで40分。
今回はまずまずのタイムでした。
BARTはSFOとCaltrainのMillbrae駅を結ぶ(実際はサンフランシスコやその先までつながっている)鉄道です。 案内に従って進むとホームに行けます。
BART(左)は結構かわいらしい電車です。
チケットの買い方が最初戸惑います。
これはまた別の機会で。
一方,Caltrain(右)はごっつい2階建て車両です。
Millbraeで乗り換えてPalo Altoまで1時間弱,無事到着です。
街並みがすっかり秋めいていましたが,こちらは日本より暖かかったです。
長岡を昼過ぎに出て,日本時間で次の日の午前4時半に到着。 16時間近い長旅でしたが,飛行機で結構仕事もできたし,オンデマンドの映画を2本も観ることができたので楽しい旅でした。 日本は日に日に寒くなりますが,皆さんも体調に気をつけて頑張ってください。
(次回に続く)
9月
ご存知の方も多いと思いますが,アメリカの大学の新学期は9月最終週あたりから始まります。 こちらでは4学期制が一般的で,9月末(実際は10月)から3か月ごとに1-3学期があり,6月末あたりから9月末までの3か月間はインターンシップに出かけたり,他大学の選択授業を受けに行ったりする時間に充てられます。 その長い夏休みもようやく終わり,最近ようやく大学内も活気付いてきました。
さて今年の私の夏休みは,特にすることもないのでずっと大学に行って仕事をしていました。
オフィスではこんな感じ(Photo by となり席の中国人ポスドク)
しかし,先日の週末ついに我慢できなくなって行ってきちゃいました。
そう,念願のMLB観戦です。
実は,良い研究成果が得られたら行こうと思っていたのですが,なかなか満足する結果が得られず先延ばしになっていました。
ところが,今月に入って主任教授と打ち合わせをした際「順調ですね!!」と言って頂けたので,シーズンが終わる前に思い切って行ってきました。
スタンフォード大学のあるパロアルト市はサンフランシスコに近いので,今回訪れたのはサンフランシスコジャイアンツの本拠地『AT&Tパーク』です。
AT&Tパーク正面。セキュリティゲートがあるのがいかにもアメリカらしい。(開場1時間前の様子)
中に入るとこんな感じです。(試合前の練習風景)
ライトスタンド(観客席)が極薄で,後ろがすぐ海(サンフランシスコ湾)なのが有名。
その昔,バリーボンズがメジャー本塁打記録を塗り替えた時,ホームランボールを取ろうと球場外の海にボートを浮かべた強者が大勢いたことはMLBファンの中では有名な話。
この日のジャイアンツの対戦相手は,ロサンゼルスドジャース。
(その後ドジャースは地区優勝を決めるのですが)首位攻防戦だったので大変盛り上がりました。
前田投手が先発してくれないか期待したのですが,残念ながら目にすることはできませんでした。
試合はジャイアンツが負けてしまいましたが,MLBの熱気と迫力に興奮しつつたくさんのエネルギーをもらったので,また明日から仕事をバリバリ頑張りたいと思います。
日本はすっかり秋めいてきた頃でしょうか?皆さんも体調管理にはお気を付けください。
(次回に続く)
8月
お元気でしょうか?学生諸君は夏休みを満喫していることと思います。 こちら(米国)では当然お盆休みなどは無く,8月もずっと大学に行って仕事をしていました。 忙しい日々ですが,それなりに充実した日々を過ごしています。
さて,こちらに来てから何人かの方に「食事はどう?」「何を食べているの?」といった質問を頂きましたので,簡単に紹介します。
まず,学内には多くのカフェやレストランがあります。 どこもすべて民間の業者が入っていて味は結構おいしいです。 でも値段は高いです。日本円で大体一食1,000円くらいします。
キャンパス内のTresidder Union。この日は少し時間が早かったので人はまだ少ないですが,気候がいいので大抵屋外でランチを楽しみます。
写真の建物の中には,SubwayやStarbucksをはじめ多くの飲食店が軒を連ねています。
メニューは,大体はアメリカンなメニューです。
Stanford大学名物(かどうかは知りませんが)Nexusバーガー@Nexus Cafe
Snack系に見えますが,結構ボリュームがあるSandwich(名前は忘れた)@Bites Cafeです。
一方で,宗教上の理由等でお肉を食べられない学生も多いのでサラダバーも人気です。
@Forbes Café お寿司のお弁当なども売っています。(こちらのサーモンは旨いです)
私は,通常はラボから近いカフェで食事しています。
中にはビュッフェスタイルのお店もあり,その日の空腹具合を見て量を調節できるので気に入っています。
と,ある日の食事メニュー・・・。
もう若くないので,なるべく野菜を食べるようにしています。
ただ,正直なところ個人的には学内に和食レストランとかラーメン屋がほしいですね。
夏休みといっても行事がたくさんあって忙しいかと思います。体調には気をつけて暑い夏を乗り切ってください。
(次回に続く)
7月
皆さん,日本は蒸し暑い日が続いているようですがいかがお過ごしでしょうか? カリフォルニアは非常に乾燥していて,朝夕ははっきり言って寒いです。 日中は,日向にいれば暑いですが,日陰はかなり涼しいです。 汗もすぐに乾きます。 ですので,私が住んでいるあたりは冷房のない家がほとんどです。(その分,冬が寒いらしいですが・・・。)
大学で一生懸命実験中(Photo by 陽気なギリシャ人ポスドク)。
こちらは“白衣”ではなく“青衣(+ゴーグル)”なんです。
さて今月の初めのことですが,7月4日はアメリカの“独立記念日”でした。 ちょっと前に作られた映画で“インディペンデンス・デイ”というのがありましたが,こちらの方々は“ジュライ・フォース”と呼んでいて,いろいろなイベントに参加したり旅行したりします。 もちろん全米で仕事はお休み。 私はEnrichment Classで知り合ったアジア人グループと一緒にShoreline Parkに花火を見に行ってきました。
メンバーはこんな感じ。他にも大勢の人が集まっていました。
そして,肝心の花火がこれ。。。。。。
年に一回の,しかも独立記念日の花火ということだったのでかなり期待していたのですが,正直なところ・・・・・・・。
見た感じ10号以下なのでは?と言うくらい小さいし,法規制があるせいか打ち上げ高度も低い。
もちろん音楽もありません。
やはり花火は長岡の方が良いようです。
もうすぐ長岡花火ですね。 三尺玉,天地人,フェニックスなどなど,皆さん今年も思いっきり満喫してください。
(次回に続く)
6月
さて皆さん,これは何でしょう?(個人情報のところは隠してあります)
これはカリフォルニアの運転免許証です。(と言っても,写真は本物が届くまでの仮の免許証。)
5月末にようやくゲットしました。
実は,アメリカは州ごとに運転免許が分かれていて,ルールも若干異なります。
しかも運が悪いことに,カリフォルニア州は昨年4月に規定が大幅に変更になったらしくて,
- 社会保障番号(SSN)を必ず取得する。
- VISA取得者は,日本の免許や国際免許を持っていても一人で運転してはダメ。
- 実技試験には,カリフォルニア州の免許を持っている人の同伴が必要。
- 試験に使用する車は自分で用意する。(←これは以前から)
ただ試験自体は結構ラクショーで,運転するまでは「うぉー,左ハンドル右車線~,逆走しそう~」なんて思っていましたが,実際運転してみるとすぐ慣れました。
先日のこと,ZipCarというカーシェアリング(レンタカーの一種)で車を借りて,Googleplexに行ってきました。
Googleplexというのは,いわゆるGoogleの本社ですね。
印象は,デカイ,広い。
Wiki情報によると,大学のキャンパスをイメージして作られたとか?
でも,実際はどこかの会社から買収した建物らしいです。
訪れたのが日曜の夕方だったので,さすがに人もまばら。
カフェもやっていませんでした。(残念)
近くにいた警備員のオッチャンにお願いして一枚記念撮影。(逆光なのが非常に残念!)
いつか,本校出身の学生がここに勤務して,社内を案内してくれる日が来ることを祈っています。
(次回に続く)
5月
渡米してもうすぐ2か月,少しずつ慣れてきたのでいつもとは異なるルートで帰宅してみました。
私のオフィスの裏手にあるWilliam Gatesビル(コンピュータサイエンス系の学科が入っています)の前を通り,Galvez STからWaverley ST方向に向かうと何やら雑誌で見たことがある風景が・・・。
そうです!!Steveの家です。
しかも私の家と同じ通りのご近所さん。
今はだれも住んでいないのか,庭が結構荒れていました。
ちなみに見えるのはリンゴの木です。
思いがけず,偉人二人に触れた帰路でした。
(次回に続く)
4月
4月1日にこちらに来てもう1か月。こちらの生活にも大分慣れてきました。
今回は私が通うStanford大学のキャンパスを紹介します。 Stanford大学は,シリコンバレーの中心的存在。今年で開学125周年だそうです。
Stanford大学のシンボルHoover Tower。名前の由来は,昔の大統領だとか。
Main QuadのMemorial church。中はこんな感じ。毎日この前を通って通勤しています。
私が通う校舎。左の建物の3階がオフィスです。
学内には、知っている人の名前が付けられた建物がたくさんあります。
Jerry YangとかJen-Hsun Huangくらいは,制御の学生なら誰だか知っててほしいですね。
今回は初回なのでこんな感じですが,また時間をみて写真を中心に更新していきますのでお楽しみに。