震災復興記念碑の完成披露会を開催

2006/05/29

長岡高専で5月17日、震災復興を記念して制作された「記念碑(タイルアートとネームプレート)」の完成を祝い、披露会を行った。
この記念碑は、本校の同窓会から寄付された義援金により、学生会が中心となって制作されたもので、学生食堂内に設置されている。
タイルアートのデザインは学生から公募し、電子制御工学科5年(現専攻科1年)の赤坂絢子さんが考案した、大空に向かって羽ばたく蝶の図案が教職員・学生の投票により採用された。タイトルは「prosperity(繁栄)」。震災を克服し、復興への思いが込められている。
また、タイルアートの左右には、平成17年度の全学生の自筆の名前が入ったネームプレートが配置されている。 
披露会では、多くの教職員・学生が見守る中、高田校長・同窓会・学生代表による除幕式が行われた。学生会会長の挨拶、制作者によるタイルアートの説明の後、高田校長からお祝いの言葉が述べられた。参加者は、完成を祝いあい、今なお復旧工事が続くキャンパスで充実した学校生活をおくる決意を固めていた。

to_top