モンゴル3高専と実践的ものづくり交流を実施しました

2019/12/16

12月8日から12月14日の7日間、モンゴルのモンゴル3高専(モンゴル高専、新モンゴル高専、科学技術大学付属高専)から学生10名と引率教員1名の計11名が来日し、本校の学生と「実践的ものづくり交流」を実施しました。

交流プログラムでは、モンゴル高専の学生と本校の学生とで混成チームを作り、3DCADによる簡易住宅モデルコンペティションを行いました。簡易住宅のモデルはモンゴルの遊牧民が使用しているゲルをベースに、材料は日本で手に入りやすいものを使用するという条件のもと、各々のアイデアを出し合って設計を行いました。コミュニケーションは日本語を使いつつも、理解が難しい点は英語で補うなど双方にとって語学力が研鑽される交流となりました。

また、異文化交流として茶道の体験をする時間も設けました。本校学生がお手本と説明を行いながらお茶、茶菓子を味わいました。お茶に関しては「苦いけれど、おいしかった」、「ブラックコーヒーみたい」という感想を述べており、貴重な体験となりました。

長岡高専での交流プログラムに加えて、新潟県立歴史博物館や市内企業(株式会社長岡歯車製作所様)の見学を行いました。また、帰国の移動に合わせて東京では浅草探訪にて日本の文化に触れ、日本科学未来館、東京スカイツリーなどで先端技術見学を行いました。

最後に、モンゴル3高専の学生たちは、今回の交流プログラムに非常に満足した様子で、日本に留学したいきっかけになったという感想を述べていました。

※ 今回の交流事業は、国立研究開発法人科学技術振興機構の2019年度第2回募集 日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受けて実施しました。

校長表敬時記念写真
集合写真
混成チームでのコミュニケーション
成果発表会の様子
茶道体験
日本科学未来館にて
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