「空間計測プレラボ」G空間EXPO2018測量コンテストで特別賞を受賞

2018/11/26

平成30年11月17日に日本科学未来館にて開催されたG空間EXPO測量コンテスト(主催:(公社)日本測量協会)に「空間に浮かぶ球体の中心間距離計測」と「自作機器やARアプリを活用した空間計測技術の開発」の2チームが出場しました。
「空間計測プレラボ」は,環境都市工学科の学生が中心となり,知識とアイディアを活かした空間計測技術の研究を行っています。
コンテストは日本科学未来館の「Geoコスモス(地球儀パネル):直径約6m」と競技のために設置された「月球儀:直径約12㎝」の中心間距離を測定し精度を競うものです。本校から,精密機器部門と自作機器部門に2チーム6名が出場し,精密機器部門のAチームが「特別賞」を受賞しました。
コンテストには,プロの技術者から学生まで16チームが参加し,総合優勝と2位に相当する敢闘賞は,プロの測量技術者とコンテスト常連校が受賞しました。上位6チームの測量結果の差はごく僅かとなる接戦のなか,本校のAチームは初出場ながら6位にあたる高い精度の測量結果を出し「特別賞」を受賞しました。自作機器部門に出場したBチームも常連チームに負けない結果を出しました。
初出場であることから,会場のスペースや障害物などの測量条件は当日までわからず,想定していた測量方法が不可能な場面もありましたが,2チームとも臨機応変な対応で見事な結果を出しました。これまでに学んだ知識と経験を活かす高専生の「現場力」の高さを感じることができました。

 

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