学科・専攻科横断一貫教育プログラム

高志台

Koushidai

古代、新潟県を含む日本海側の一帯は、“こしのくに”(越の国・古志の国・高志の国)と呼ばれていました。
学生に高い志をもってほしいとの願いと歴史上の地名とを関連させて学校のある台地を「高志台(こうしだい)」と命名しました。

世界を変えた偉人たちの言葉を調べてみてください。初めから成功することが分かっていた偉人はいません。
まず第一歩を踏み出す勇気の大切さを、偉人たちの言葉は伝えています。

人類の未来をきりひらく、感性ゆたかで実践力のある創造的技術者を目指して、
学科・専攻科横断型一貫教育プログラムで世界と自らの未来をデザインしましょう。

疑わずに最初の一段を登りなさい。
階段のすべて見えなくてもいい。
とにかく最初の一歩を踏み出すのです。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

一歩を踏み出せるなら、
もう一歩も踏み出せる
トッド・スキナー

大きな山を登った後にだけ、
人はさらに登るべき
たくさんの山があることを見出す。
ネルソン・マンデラ

私は失敗を受け入れることが出来る。
しかし、挑戦しないことだけは
受け入れられないのだ。
マイケル・ジョ-ダン

学科・専攻科横断型
一貫教育プログラム

本校では、学科・専攻単位の専門教育プログラムを軸に、社会の多様なニーズに応える次世代型専門教育として学科・専攻科横断型一貫教育プログラムを開設しています。 それらの教育プログラムでは異分野にまたがる実践的な諸問題を解決に導く力や思考力の深化、グローバルマインドやアントレプレナーシップ(起業家精神)の修得等を目指し、革新的な商品を開発できるイノベーション人材、日本に留まらず国際的に活躍できるグローバル人材や新規事業を創造できる起業家人材等を育成します。

ースプログラム

Koushidai

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ヴァンガード・エンジニア育成プログラム

国際的・複眼的視野を持ち、地域産業の国際展開への道筋を切り拓くヴァンガード・エンジニア(先駆的技術者)を育成します。

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システムデザイン教育プログラム

地域を学び舎とし、分野横断的能力(コミュニケーション能力、チームワーク力等)を備えたイノベーション人材を育成します。

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アントレプレナー育成プログラム

専門技術に限らず事業化に必要な幅広い分野の知識とともに、アントレプレナーシップ(起業家精神)を有し、新商品開発、新事業創出に挑戦できる人材を育成します。

各教育プログラムは、原則本科4学年と5学年の2年間で修了する「ベーシックコース」と、本科4学年から専攻科2学年までの4年間一貫の「エキスパートコース」から構成されています。
各教育プログラムはいずれも全学科・全専攻共通の科目から構成されているため、所属学科に関係なく履修する事が可能であり、学科の枠を越えて複数の教員より教育研究指導を受けることが出来ます。
また、設置科目によっては1年生から履修することも可能です。各教育プログラムの詳細は以下の通りです。

学科・専攻科横断型一貫
教育プログラムを支える環境

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NaDeC構想推進コンソーシアム
(長岡4大学1高専と長岡市、長岡市商工会議所の連携)

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長岡高専・技術協力会

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海外学術交流協定校
(例:フィンランド・トゥルク応用科学大学との学術交流協定)

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フラーとの協定

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JICAとの協定

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KDDIとの協定

学科・専攻科横断型一貫
教育プログラムの科目一覧

 
一覧表

修生の声

Voice

ヴァンガード・エンジニア
育成プログラム

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五十嵐 梨紗 さん

(物質工学科→専攻科・物質工学専攻)

2021.3 ヴァンガード・エンジニア育成プログラム ベーシックコース修了
2021.4 ヴァンガード・エンジニア育成プログラム エキスパートコース履修開始

Q1. 履修のきっかけは?

A1. 在学中に1度は海外交流活動に参加したいと考えていました.英語が不安で躊躇っていましたが,興味があることは挑戦しないと損すると思い,履修しました.

Q2. 履修して気づいたこと,身についたこと,成長したことは?

A2. 英語のスキル上達も必要ですが,英語をコミュニケーションツールの1つとして,自分の意見を積極的に発信することの重要性と楽しさに気づきました.

Q3. 後輩へのメッセージ

A3. 自分の意見を持ち,積極的に意見交換することが求められる現代で,学生のうちに海外交流を通してそのような機会があるのは特別なことだと思います!

システムデザイン
教育プログラム

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外山 雄輔 さん

(電子制御工学科→専攻科・電子機械システム工学専攻)

2019.3 システムデザイン教育プログラム ベーシックコース修了
2021.3 システムデザイン教育プログラム エキスパートコース修了

Q1. 履修のきっかけは?

A1. 最初は研究室の先生からの紹介で履修しましたが,学生の内から社会に触れる貴重な経験をできたことから、エキスパートコースまで続けて履修することを決めました.

Q2. 履修して気づいたこと,身についたこと,成長したことは?

A2. 企業からの課題を学生の力で解決するという貴重な実践機会になりました.学科混成のグループ活動を通して、異分野融合による解決手法やリーダーシップを身に付けることができました.

Q3. 後輩へのメッセージ

A3. 履修して身に付けた力は,進学や就職した先で後々実感できる機会が来ます.他学科とのグループワークなど最初不安はあると思いますが、貴重な経験になることは間違いないので是非履修してみてください!

アントレプレナー
育成プログラム

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石橋 和貴 さん

(電子制御工学科→専攻科・電子機械システム工学専攻)

2020.3 アントレプレナー育成プログラム ベーシックコース修了
2020.4 アントレプレナープログラム エキスパートコース履修開始

Q1. 履修のきっかけは?

A1. もともと高専ロボコンに携わっていて、身に付けた技術を他の何かに活かせないかと思ったのがきっかけです。実践的な場面に関わることでさらに成長できると思い履修しました。

Q2. 履修して気づいたこと,身についたこと,成長したことは?

A2. 問題点を想定するだけでなく実際に問題を抱える人の声を聞くことが大事。直接話を聞かないと内側に隠れている根本的な問題点が得られないことに気が付きました。

Q3. 後輩へのメッセージ

A3. 普段の授業は受身の態勢が多いですが、このコースでは自発的な行動が必要です。しかし、今までになかった新たな価値を創造するための知識・経験を得ることができるのでぜひ履修してみてください!

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