USB メモリ活用講座
【基礎編・Web ブラウザのポータブル化-Lunascape】

< 最終更新日時: 2019-09-09 >

Lunascape のインストール

Lunascape のダウンロードとインストール方法については,Lunascape のサイトの説明 に画面キャプチャ入りで詳しく紹介されていますので,まずはそちらを一読しておきましょう. 「セットアップタイプ」の説明を見ればわかるように,ローカルハードディスクにインストールする標準版と,ポータブル版が一つのインストーラに統合されていることがわかると思います.

以下では,USB メモリに割り当てられたドライブレターが U: としてインストールを進め,「セットアップタイプ」として「ポータブル」を選択したところから説明します.

  1. 図 1 のインストール先選択で,USB ドライブの適切なフォルダを指定します (以下では U:\TOOL\Lunascape6 にしたものとして説明します). 図 1 の左下には,インストールするのに必要なディスクスペースが表示されています.
    図1・Lunascapeのインストール先指定
    図 1・Lunascape のインストール先指定
  2. 図 2 では,以下を参考に自己判断でコンポーネントを選択してください.
    • Gecko エンジン:Firefox で用いられる Gecko レンダリングエンジンを追加します. 追加に必要なディスク容量は約 164MB で,インストール中にネットワーク接続環境が必要です※1
    • Webkitプラグイン:Google Chrome などで用いられる Webkit レンダリングエンジンを追加します. 追加に必要なディスク容量は約 65MB で,インストール中にネットワーク接続環境が必要です※1
    • SpeedLaunch:Lunascape の起動を高速化するそうですが,ポータブル版として用いる場合はチェックしないでください.
    • デスクトップショートカット:ポータブル版として用いる場合はチェックしないでください.
    • クイック起動ショートカット:ポータブル版として用いる場合はチェックしないでください.
    図2・Lunascapeのコンポーネント選択
    図 2・Lunascape のコンポーネント選択
  3. インストールが終わると図 3のようなダイアログボックスが表示されるので,完了 をクリックします.
    図3・Lunascapeのセットアップ完了
    図 3・Lunascape のセットアップ完了
  4. 自動的に Lunascape が立ち上がり図 4 のダイアログボックスが表示されます. 「以下のブラウザから設定を引き継ぐ」は自己判断で,「このブラウザを通常使うブラウザに設定する」のチェックは必ずオフにして OK をクリックします.
    図4・Lunascapeの設定の引継ぎ
    図 4・Lunascape の設定の引継ぎ
  5. ランチャのメニュー登録には,インストール先として選んだフォルダの中の Luna.exe を登録してください.

ポータブル環境で利用する場合には,Lunascape のツールバー (図 5)の「Lunascape 設定」から Lunascape の設定に関するダイアログボックスを開き,以下を参考に設定の確認と変更を行うことを推奨します.

図5・Lunascapeのツールバー(Lunascape設定)
図 5・Lunascape のツールバー (Lunascape 設定)
一般
[更新の確認] で「最新版があれば自動的にダウンロードし,次回起動時に更新する」を必要に応じてチェックオフにする.
[個人設定] で終了時に削除する項目を必要に応じてチェックする.
高度な設定
[バックアップ] の「定期的に設定のバックアップを実行する」を必要に応じてチェックオフにする.
[アカウント] を必要に応じて「ゲストとして利用する」に変更する.

Lunascape のレンダリングエンジン切り替え

Lunascape のインストール時に Gecko エンジンや Webkit プラグインを選択した場合には,レンダリングエンジンを切り替えて Web ページを表示させることが可能です※2. 現在の表示に使われているレンダリングエンジンは,Lunascape のウィンドウ上部のツールバー (図 6) で URL を表示しているアドレスバーの右側にある「スマート・エンジン選択ボタン (赤枠)」を見れば確認できます. ウィンドウ下部のステータスバーの左端のアイコンでも確認可能です.

図6・Lunascapeのスマート・エンジン選択ボタン
図 6・Lunascape のスマート・エンジン選択ボタン

別のレンダリングエンジンに切り替えるには,次の 3 通りの方法があるようです:

Lunascape の Proxy 切り替え

Lunascape には比較的簡単に代理サーバ (Proxy サーバ) を切り替える機能が備わっています. その方法を簡単に説明します.

  1. ウィンドウ右上のツールバー (図 5) から「メニュー」をクリックします.
  2. 表示されるメニュー項目から「ツール」,「プロキシ」を選び,切り替えたい項目を選びます. 「プロキシ設定を追加」から独自の Proxy 設定を追加することも可能です.
    • 直接接続:明示的に Proxy を使わない設定です.
    • IE のプロキシ設定を利用:Windows のインターネットのプロパティの内容に従う設定です.

【参考】Firefox (Gecko) アドオンの利用

注意: Lunascape インストール時に Gecko エンジンを加えておくと,Firefox 57 (Firefox Quantum) 以降でサポートされなくなった古いアドオン (レガシーアドオン) が利用できるようです. 以下では,Firefox (Gecko) アドオンのインストール方法と利用方法を紹介しますが,実験的な報告であり,正常動作も安定動作も保証できません. また,ていねいな解説が Lunascape Help Center (https://lunascape.zendesk.com/hc/ja/articles/215401258-アドオン-Gecko-アドオン) で紹介されていますので,ここでは画面キャプチャは省いて要点のみを紹介します.

  1. Lunascape を起動し,レンダリングエンジンを Gecko に切り替えます.
  2. Gecko メニューバーから [アドオンの追加・管理] を開き,「アドオン入手」画面の右上の検索ボックスを利用して,追加したいアドオンを探します.
  3. 目的のアドオンが見つかったら インストール をクリックし,処理を進めます.

2018 年 6 月に,Firefox のアドオンで紹介している Kitsune と Dr.Web LinkChecker を試してみたところ,どちらもインストールと,簡単な動作チェックに成功しました.