長岡高専

長岡工業高等専門学校・電子制御工学科

電子制御工学科へようこそ
< RSSによる更新情報 最終更新日時: 2018-06-18, カウンタ: 194975 >

中学生の皆さんへ

あなたはどんなことに興味がありますか?

コンピュータ,タブレット,スマートフォン,プログラム,情報,電気,電子,ロボット,機械の制御,センサ,工作,模型,ゲーム,ラジコン… こういったものに興味がある中学生の皆さん,その知識や技術をもっと深め広げたいと思いませんか?

自分が興味を持って学んだ知識や技術が,将来の自分の仕事につながり,社会の役に立つならば,幸せな人生が送れることでしょう。 その道を開いてくれるのが電子制御工学科です。

電子制御工学科では,機械工学,電気電子工学,情報工学といった分野に共通する基礎学力を重視した教育を実践しています。 多くの演習を通して数学,物理の確かな学力を身に付け,多くの実験を通して力学,電気電子回路,情報処理などの実践力,応用力を身に付けます。

その結果として卒業生の進路は,機械工学,電気電子工学,情報工学だけでなく,航空工学,物理学など多くの分野に渡り,社会に出てからも活躍しています。

クローズアップEC【Vol.010】
特集:H29年度卒業研究,表彰テーマの紹介

金賞
「コンクリート打音検診における作業動作の可視化」
 山岸開

ICTやRTを駆使した定量的な打音点検手法の開発が国家プロジェクトの中で進められている。 しかし,ICTやRTを駆使した次世代打音点検を全ての既存構造物に対して展開していくことは人材,技術力,予算の観点から困難であり,多くの既存構造物は従来通りの人による打音点検を継続していくことになると考えられる。 そこで本研究では,熟達点検者の暗黙知である打音点検技能を可視化し,体系化することで経験の浅い打音点検者の打音点検技能の向上を最終目的とした。 その前段階として打音点検実務経験者および非実務経験者の欠陥検知率を評価するとともに,非実務経験者と実務経験者の打音動作の違いについて検討する。

実験の結果,本実験の範囲内では実務経験者の欠陥検知率は非実務経験者に比べて約8%高かった。 また,非実務経験者は検知外面積が大きく,打撃時の健全部と欠陥部の音の判別が曖昧だと考えられる。 欠陥検知率が高い被験者は打撃力が強く,接触時間が短いことが分かり,インパルス入力に近い打撃を行っていると考えられた。 また,手首の関節角度変化量に相関性が認められ,変化量が大きいほど検知率は高い傾向にあった。 このことが打撃力,接触時間に影響を及ぼしていると考えられる。

銀賞
「広視野角カメラを用いたウォークスルー環境の実現」
 原惇也

現在非常に広く普及しているトンネルや下水道などの管路施設は,老朽化が進行し,点検や調査の効率化が求められている。 効率的に管路内の空間情報を取得するため,広視野角カメラによって撮影を行い,アーカイブを作成する。 遠隔地での点検や調査を可能にするため,アーカイブの画像をもとに自由な視点位置で見まわし可能なビューアを作成する。 広視野角カメラは人間の視覚特性と異なり,情景に歪みが生じる。 歪み補正における従来の手法はリアルタイム応答や見まわし操作に対応していないため,本研究では仮想空間上で曲面モデルに画像を貼り付け,適切な位置から観察することで歪みの補正を行う手法を提案した。

銅賞
「ホモ接合型有機EL素子におけるホール輸送性ドーパント濃度の最適化」
 青木夢理

有機EL素子を高輝度で駆動させた場合,有機ヘテロ界面にエネルギー障壁があることで生じる余剰キャリアが励起子のエネルギーを奪い,発光効率が低下すること(rolloff 特性)が知られている。 したがって,エネルギー障壁をもたない構造の素子を開発することが有用となる。 一方で,ホモ接合型有機EL素子は,キャリアバランスを調整することでさらなる高効率化が期待される。 そこで,本研究ではホール輸送性ドー パントであるMoO3の濃度を変化させたホモ接合型有機EL素子を作製し,MoO3と発光効率の関係を明らかにすることを目的とした。

作製した素子の電流密度-外部量子効率特性を示す。 Device A(従来の三層積層型素子)では電流密度が100 mA/㎠ 以上の領域で外部量子効率が低下しており,rolloff 特性が確認された。 これに対し,Device B(ホモ接合型素子)は外部量子効率の低下が見られず,rolloff 特性が改善されることがわかった。 これは,有機ヘテロ接合界面が存在しないことで,エネルギー障壁がなく余剰キャリアによる励起子消滅が少なくなったためと考えられた。 さらに,x = 40 wt%とした場合に外部量子効率が一番高くなることがわかった。 これは,発光層に注入されるキャリアのバランスは,x = 40 wt%とした時が1 : 1 に最も近くなったためと考えられた。

特別賞(学会発表を行った学生)

  • 「前庭電気刺激による提示加速度感覚の再現性」,入沢和
  • 「ヒューマノイドロボットを用いた姿勢記憶の保持性評価」,片倉猛人
  • 「視線解析による英文読解時の眼球運動と英語力の関係評価」,下田明
  • 「人体矢状面方向における水平揺動に対する運動モデル」,外山雄輔
  • 「文章読解時における読者の脳波計測」,八子亮太
  • 「コンクリート打音検診における作業動作の可視化」,山岸開

ひとこと

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