USB メモリ活用講座
【基礎編・PDF ビューアのポータブル化
 -Evince】

< 最終更新日: 2019-09-27 >

Evince Portable のインストール

Evince は Linux の代表的なデスクトップ環境の一つである GNOME 向けに開発されている PDF ビューアで,Postscript※1,TIFF (Multi-page),DjVu,DVI などのファイルフォーマットにも対応していて,TeX との連携機能 (SyncTeX) をサポートしているそうです. 詳しくは GNOME.org - Evince の Web ページ (英文) をご覧ください. この Evince を Windows ポータブル環境に移植したのが,Evince Portable (以下,Evince) です.

PortableApps.com が提供するランチャである Portable Apps.com Platform を利用すれば Evince Portable を簡単に USB ドライブにインストールすることができます. とにかく時間と手間を惜しみたいという方は,PortableApps.com Platform のインストールと使い方PortableApps.com Platform を利用したアプリ追加とアップグレード を参考に Evince Portable をインストールするとよいでしょう.

LibreOffice/OpenOffice.org のポータブル化ができた人ならば,Evince のインストールで困ることはないはずです. ここでは,USB メモリに割り当てられたドライブレターが U: であるものとして,Evince のインストーラをダウンロードしてインストールを行い,初期設定を行う手順を簡単に紹介します.

  1. PortableApps.com から [Apps]-[Office]-[Evince Portable]とたどり,Evince Portable の Multilingual 版をローカルハードディスク (C:\temp など) へダウンロードします. ダウンロードする先は 21MB 以上のアキ容量があるドライブを選んでください.
  2. ダウンロードしたインストーラを起動し,LibreOffice Portable と同じような順序で作業を進めればインストールは完了できるはずです.
  3. インストールが終わったら,ランチャのメニューにでも登録してください.
  4. 警告: この設定は,くれぐれも自己責任でお願いします. Evince には多くの言語対応ファイルが含まれます. 英語と日本語だけあれば十分と考える人は,エクスプローラなどで PortableApps\EvincePortable\App\Evince\share\locale フォルダを開き,ja フォルダだけを残して,他のファイルを削除すると,約 28MB ディスクの空きが増やせます.

Evince Portable のメニューの日本語化

Evince のメニューを日本語化するには次の手順で作業する必要があります. 念のため Evince を起動している場合は,終了させてから作業することを推奨します.

  1. テキストエディタを起動して,PortableApps\EvincePortable\Data\settings フォルダにある EvincePortableSettings.ini を開きます.
  2. Language=」で始まる行を探して,次のように書き換えます.
    Language=ja_JP
  3. 上書き保存して,テキストエディタを終了させます.