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物質工学専攻1年 金井綾香さんがBest Young Scientists Awardを受賞!(2014.09.10)

2014年9月1日-5日に新潟市朱鷺メッセ国際会議場で開催された第19回三元および多元化合物国際会議(19th International Conference on Ternary and Multinary Compounds: ICTMC-19)において,本校専攻科物質工学専攻1年 金井綾香さんが,荒木秀明准教授の指導のもと取り組んできたレアメタルフリー薄膜太陽電池に関する研究成果の口頭発表を行い, Best Young Scientists Awardを受賞しました。

ICTMC-19 Best Young Scientists Award
受賞者:金井綾香(専攻科物質工学専攻1年)
題目:Annealing temperature dependence of photovoltaic properties of solar cells containing Cu2SnS3 thin films produced by co-evaporation
著者:Ayaka Kanai, Hideaki Araki, Akiko Takeuchi and Hironori Katagiri
概要:希少元素や毒性元素を含まない新しい3元系化合物Cu2SnS3(CTS)を用いた新型薄膜太陽電池の開発に取り組んだ。同時蒸着法により作製したCTS薄膜のポストアニール処理温度の最適化により,CTS薄膜太陽電池として世界トップレベルの変換効率を報告し,新しい太陽電池材料としての可能性を示した。

本校では,学科の枠を超えた研究グループProject CZTSを立ち上げ,CZTSやCTSを中心とした新しい薄膜太陽電池の開発に取り組むとともに,プロジェクトメンバーを中心とした学科・専攻科横断型教育プログラム(新エネルギー創成教育プログラム)※に取り組んでいます。現在,科学技術振機構(JST)-さきがけ,JST-CREST,科研費若手研究(B)の研究助成を受け,最先端の太陽電池研究を精力的に行っており,本受賞研究は,JST-さきがけ「レアメタルフリー新型化合物系薄膜太陽電池の開発」およびJST-CREST「Next次世代を目指す化合物薄膜太陽電池の高性能化」の一環として実施されたものです。

表彰 校長室にて

※学科・専攻科横断型教育プログラム(新エネルギー創成教育プログラム)
自らの専門分野に関する確固たる知識・技術の上に,異分野の知識・技術を修得し融合・昇華させることによって,新たな発想・複眼的思考を涵養し,幅広い専門知識・技術力を駆使して困難な課題を解決できる,実践的で創造的な技術者の養成を目指し,本教育プログラムでは,自然エネルギー利用技術の中でも太陽光発電技術開発を中心として,機械,電気・電子,物質工学の異なる分野の専門知識・技術を縦横に駆使して,環境負荷の少ない,より効率の良いエネルギー創出に貢献できる技術者の養成を行っています。