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第21回太陽光発電国際会議(PVSEC-21)でStudent Paper Awardを受賞しました。(2011.12.12)

本校、電子機械システム工学専攻2年 山口幸士さんが、平成23年11月28日より12月2日の5日間、福岡市で開催されました第21回太陽光発電国際会議(PVSEC-21)(※)において、Student Paper Awardを受賞しました。 

この賞は、約800件の論文の中から、太陽光発電を専門とする審査員による審査の上、数件が選ばれる名誉ある賞です。 

本校では、学科の枠を超えた研究グループによるProject CZTSを立ち上げ、太陽電池作製・評価装置等の大型機器を地域共同テクノセンター内に設備してきました。本校で開発しているCZTS薄膜太陽電池は、銅、亜鉛,錫,硫黄等の汎用原料を主成分としており、希少元素を一切含んでいません。そのため、近未来に迫った低炭素社会を支える太陽電池として大きな期待を集めています。2003−2007年には、NEDO受託研究を、そして、現在はJST-CREST、JST-さきがけといったビッグプロジェクトを通して、最先端の太陽電池研究を精力的に行っています。
 
山口幸士さんの論文は、CZTS薄膜太陽電池の新規作製法の開発および変換効率と組成比に関する新たな観点を導入したことで、太陽光発電及びエンジニアリングの進歩へとつながる顕著な貢献に値する論文として高く評価され受賞となりました。

  

(※)太陽光発電国際会議(PVSEC)は、米国地区(IEEE PVSC)、ヨーロッパ地区(EU-PVSEC)で別々に開催されている太陽光発電関連の国際会議とは別に、アジア・太平洋地域で開催する国際会議(PVSEC)として位置付けられ、1984年11月の第1回太陽光発電国際会議以来、日本と外のアジア・太平洋地域で交互に開催されてきました。1994年からは、PVSEC、IEEE-PVSCとEU-PVSECがジョイントで開催する「太陽光発電世界会議(WCPEC)」としての開催も含め、2011年で21回を数えています。

本会議は、太陽光発電に関する諸問題、すなわち光起電力効果の基礎物性、太陽電池材料、太陽電池プロセス、太陽光発電システム、太陽光発電モジュールおよび周辺機器、宇宙用太陽電池およびシステム、そして太陽光発電の普及など、この分野をめぐる基礎から電気、電子、応用物理、化学、エネルギー、そして建築などの工学全般に関する学術への発展と豊かな社会の実現に貢献することを目的としています。