長岡高専

長岡工業高等専門学校・電子制御工学科

< RSSによる更新情報 最終更新日時: 2016-05-06 >

クローズアップEC【Vol.004】
特集:H24年度卒業研究,表彰テーマの紹介

金賞
「モーションセンサを用いた対話的な立体表示環境の構築」
 片桐竜士

[写真]金賞

博物館などの展示物を三次元計測してコンピュータの仮想世界に取り込み,3Dディスプレイで立体表示すれば自由な方向から観察することができる。 しかし,3Dディスプレイでは視点が動いたときに,表示される立体映像がひずむという問題がある。本研究ではひずみの影響を少なくするためモーションセンサと呼ばれる人の動作を計測するセンサを用いることで視点位置に合わせた映像の補正を行った。 また,身振りによって物体を回転させるなどの操作を可能にした。

銀賞
「画像情報のみを利用したアンダーハンドパスの動作解析」
 宮部博之

[写真]銀賞

近年,バイオメカニクスをスポーツスキルの解析に応用する研究が行われている。 人体の動作解析はビデオカメラとフォースプレートを用いられる。 フォースプレートは,解析に必要な人体に加わる外力で最も代表的な床反力を測定できる。 ただし,フォースプレートの導入には大変なコストが掛かり,またフォースプレート上でしか測定が行えないため,その測定範囲に制約があることが問題である。 そこで本研究では,アンダーハンドパスの前腕とボールの衝突に着目し,人体に加わる外力をボール衝突時における前腕の衝突反力とすることで,フォースプレートを利用しない人体の動作解析方法を提案した。

銅賞
「Triazine誘導体を電子輸送層に用いた有機EL素子の温度特性評価」
 斎木有希

[写真]銅賞

有機EL素子は,近年ではスマートフォンの画面として採用されるなど,高輝度,高コントラスト,薄型・軽量といった特長を持つ次世代型発光デバイスである。 しかし,有機EL素子は環境温度の低下に伴い駆動電圧が高くなるといった温度依存性を示すことが知られている。 そこで,温度特性に支配的な因子を突き止めデバイス構成を見直すことで,有機EL素子の温度依存性を低減させることを目的とした。 本研究では,電子輸送層にトラップの少ない材料を用いることで,有機EL素子の温度依存性を劇的に改善できることを見出した。

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