長岡高専

長岡工業高等専門学校・電子制御工学科

< 取材日:2007/09/06 >

佐藤将大さん
―新潟大学に進学しました

略歴
2007年,電子制御工学科卒業,新潟大学・工学部福祉人間工学科へ編入学
入学のきっかけ
中学時代,ロボットコンテストなどで高専の存在は知っていました。ロボット,特に,そこで使用される電子回路やICに興味を持ち,中学生対象の工作教室にも積極的に参加していました。電子部品の中身をもっと知りたかったことや親の薦めがきっかけとなり,高専への進学を決意しました。
高専時代の思い出
思い出といえば,文化祭の時に行われる学科対抗の演劇です。特に,役者,音響,照明,美術,脚本といったセクションを総括する監督を務めたことで,人間関係をまとめる時の苦労など,普段の授業では学べない有意義な経験を積むことができました。
また,寮生活も思い出深いものでした。寮ではすぐ近くに仲間がいるので,遊びだけでなく勉強も互いに協力してやることができます。時々意見が衝突してしまうこともありましたが,共同生活を通して人間的に成長できました。
大学生活
私が進学した福祉人間工学科では,電気・電子回路といった工学に加えて,生体・福祉をキーワードとした医学に関連した知識を学びます。これから研究室に配属されて本格的な研究が始まりますが,医療に関連した研究をやってみたいと考えています。
大学における高専生の評価は高いようです。高専時代に研究を一通り体験していることが幸いしてか,大学での勉強に対する意識・意欲が高いと言われたことがあります。
後輩へのメッセージ
寮生活に不安を抱いている中学生の皆さんが多いかもしれませんが,親元から離れた生活を早いうちから始める分,人間的に大きく成長できるチャンスがあります。 高校とは違って5年間ある高専生活ですが,その長い期間を通してできた友人との深い繋がりは何事にも代えがたい宝物となりました。その友人達に加え,電子制御工学科では素晴らしい先生に多く出会えました。高専の中でもお勧めの学科の一つです。
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